[市民のアトリエ2026年度_No.6]
版画ができあがる過程には、もとになる版と様々な材料や道具が関わっています。シリーズ2回目は、版から紙へとイメージを写し出す「インク」に注目します。
レクチャーで版画に用いるインクの特徴と扱い方、また日本における開発の歴史などをご紹介。その後、銅版画技法「メゾチント」を講師が特別に調合したインクを使って制作します。版から広がるインク特有の色の深みや、豊かな発色を体験しましょう。
1947年 愛知県生まれ。1970年 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。在学中、駒井哲郎指導のもと銅版画制作を始める。卒業後、同大学に勤務し1997年 版画専攻教授に就任する。銅版画の多様な素材と技法を研究し、日本を代表する版画家の一人として様々な技法開発や版画教育に尽力している。現在、多摩美術大学名誉教授、春陽会会員、日本美術家連盟会員。
1979年 韓国ソウル生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究領域博士前期課程修了。2015年 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ美術館賞受賞。日本美術家連盟会員。自然と宇宙の空間をテーマに、人々の人生を、自然現象を通して表現している。
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版画制作のための部屋です。銅版画プレス機(3台)、リトグラフプレス機(4台)、シルクスクリーン刷台(5台)、木版画プレス機(1台)などの専門的な機材や道具がそろっています。また製版のための暗室や腐蝕室も備えています。アーティストや専門家によるワークショップのほか、自主制作をすることのできる時間もあります。
撮影:新津保建秀
市民のアトリエは、<つくる>ことを通して美術と人々をつなぐ場です。
主に12歳以上の方を対象に、アーティストやエデュケーターによる様々なワークショップを開催しています。充実したアトリエ空間と設備を活かしたワークショップをはじめ、コレクションや展覧会に関連したプログラム、また教育機関や福祉施設など地域と連携した取組みを通して、様々な人に開かれた活動を展開しています。