2025年12月6日(土)-2026年3月22日(日)
「子ども向け、特に10歳ぐらいの子どもに向けた展示って、実はおとなにもわかりやすい。そんな声をいただきました。そこで、『子どもからおとなまで』、みんなが一緒にたのしめる展示をつくりました。」(企画担当者より)
みどころ
1. 子どももおとなも、一緒に楽しめる展示
「自分ってだれ?」という問いに気づかせる作品や、手でこねたり、足で描いたり、切ったり、組み立てたりといった、「つくる」行為が見えやすい作品を選びました。子どもと子どもが、子どもとおとなが、おとなとおとなが、ともに鑑賞しやすい内容です。
2. みんなに読みやすい解説
10歳の子どもが読めて、おとなの入門編ともなるよう、工夫して解説を書きました。一目で中身が想像できる楽しい見出しにも、ぜひご注目ください。
3. ちょっと低めの展示
子どもにも見やすいよう、作品を少し低めに展示しました。おとなにとっても、視点がかわり、新たな気づきをもたらしてくれるはずです。
4. 展示スペースは広々
椅子をたくさん配置。いろいろなところに座って、子どもと子どもが、子どもとおとなが、おとなとおとなが、一緒にゆっくり鑑賞できる環境をつくりました。
5. 美術館の「名品」もお見逃しなく
美術館の「名品」を展示する「ハイライト」コーナー。今回は、「つくるわたしが、つくられる」のテーマにちなみ、自分って誰?他者に向きあう経験って?という問いにまつわる「肖像」を集めてご紹介します。セザンヌ、ダリ、奈良美智など、「ハイライト」ならではの豪華なラインナップです。
だれかと出会って、自分が変わった。絵具や粘土をいじっていたら、想像もしなかったものができた。こんな風に、自分や、自分がつくったものが、まるで知らないものみたいに見えてびっくりしたことはありませんか。
この展覧会では、自分ってだれなんだろう?その自分がものをつくるって、どういうことなのかな?そんな疑問について考えるきっかけとなる作品を紹介します。
子どもにとって楽しい、おとなの入門編として楽しい、そして、子どもとおとながいっしょに見て楽しい、みんなのための展示です。
展示は、「つくられるわたし」と「わたしがつくる」というふたつのセクション、および「ハイライト」コーナーで構成されます。
1.つくられるわたし
「つくられるわたし」は、誰かと出会い、向かい合い、受けとめるという経験をとおしてこそ「自分」がかたちづくられる、というテーマを扱います。きっかけは、身近な友だちや家族との交流かもしれません。あるいは、他国の異なる文化に触れることかも知れません。未知のものとの出会いは、新しい発見をもたらし、豊かな自分を育んでくれます。
2.わたしがつくる
人との関わりをとおして、より豊かになった「自分」が、今度は手を動かして、何かをうみだします。それは、身の回りの世界を自らの手で切り拓く経験です。と同時に、完全にはコントロールできない素材に引っ張られて思いがけないものがうまれ、これわたしがつくったの?と、未知なる自分に出会うこともあります。「わたしがつくる」と題するこのセクションでは、「編む」「切る」「こねる」といった、具体的な創作の行為が見えやすい作品を選びました。
3.「ハイライト」コーナー
2025年2月の全館オープンに際して、美術館の名品をご紹介する「ハイライト」コーナーを新設しました。今回はこの「ハイライト」にも、「つくるわたしが、つくられる」のテーマにちなむ作品を集めました。自分って誰?他者に向きあう経験って?という問いにまつわる、セザンヌ、ダリ、奈良美智、トーマス・ルフ、工藤哲巳などの「肖像」作品を展示します。
手塚愛子、クーン&コモル商会、片岡球子、西野正将、ダイアン・アーバス、関島寿子、熊井恭子、高嶺格、白髪一雄、小西紀行、岡﨑乾二郎、アレクサンドル・ロトチェンコ、クルト・シュヴィッタース、マックス・エルンスト、瑛九、ポール・セザンヌ、サルバドール・ダリ、奈良美智、トーマス・ルフ、工藤哲巳
*順不同、ポール・セザンヌ以下は「ハイライト」コーナーにて展示