横浜美術館に所蔵されている《風の音符》や、 「みなとみらい21彫刻展ヨコハマビエンナーレ'86」大賞受賞作品《白い花》など、風や水をとらえた動く彫刻を各地に制作してきた彫刻家 新宮晋(しんぐう・すすむ)氏をお迎えし、宇宙、地球、大自然をテーマにした活動についてお話を伺います。また、《オーロラⅢ》《オーロラⅣ》の構造を参考に、家に飾れるサイズの微風で動く、小さなオーロラ作品作りを体験します。
1937年 大阪生まれ。1960年 東京藝術大学絵画科卒業。'60-'62年 ローマ国立美術学校で絵画を学ぶ。'66年 ミラノ、ブルー画廊ではじめて立体作品を発表。'68年 大阪万博で選ばれた7人のうち1人として作品を展示。'86年 《白い花》横浜ビエンナーレ野外彫刻展で大賞受賞。'89年 《風の音符》横浜美術館収蔵。2002年 ウインドキャラバンの活動により第43回毎日芸術賞特別賞を受賞、紫綬褒章を受章。'14年 兵庫県に「新宮 晋 風のミュージアム」オープン。彫刻以外に絵本、ミュージカルなど幅広く手掛ける。
新宮 晋 WEBサイト
未就学児から12歳までの児童を対象とした、体験を通して美術に出会う専門施設。学校のためのプログラム、個人向けの造形や鑑賞のプログラムを開催。主にプレイルーム、クラフトルーム、光と音のスタジオの3部屋と中庭で活動をしています。
市民のアトリエは、<つくる>ことを通して美術と人々をつなぐ場です。
主に12歳以上の方を対象に、アーティストやエデュケーターによる様々なワークショップを開催しています。充実したアトリエ空間と設備を活かしたワークショップをはじめ、コレクションや展覧会に関連したプログラム、また教育機関や福祉施設など地域と連携した取組みを通して、様々な人に開かれた活動を展開しています。