イサム・ノグチと20世紀の彫刻
Sculptures in 20th Century
横浜美術館では、イサム・ノグチの彫刻作品6点を所蔵しています。日本の詩人野口米次郎(のぐち・よねじろう)とアメリカ人レオニー・ギルモアの間に生まれたイサム・ノグチは,少年時代に茅ヶ崎に住み、横浜のカトリック系小学校に通っていました。
ノグチは、彫刻が現代社会に果たす役割とは何かを常に考えていました。彫刻は、それ自体が単独で完結しているというよりも、彫刻が置かれる空間と一体になって、見る人の想像力が働く活き活きとした空気を作り出す力を持っています。都市空間では、彫刻が置かれることで、そこに人々が集い語らう広場(ピアッツァ)ができるとノグチは語っています。
- ※ ルネ・マグリット《レカミエ夫人》を再展示しました。新しい台座で一段と見やすくなりました。
- ※ エルンスト・ニーズヴェストニー《死者に捧げる碑》および湯原和夫の彫刻2点を新たに展示しました。
- ※ ガラス工芸作品をすべて展示替えしました。(新規展示6点)