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20世紀美術の挑戦―ルートヴィヒ美術館展

概要

大聖堂で有名なドイツの古都ケルン。ライン河畔に大聖堂と隣接して佇むルートヴィヒ美術館は、長い歴史を誇る市立ヴァルラフ=リヒャルツ美術館の20世紀部門を独立させる形で1976年に設立されました。芸術を愛するケルン市民からの寄贈を中心に形成されたそのコレクションには、ピカソをはじめ、エルンスト、キルヒナー、カンディンスキー、ラリオノフ、マレーヴィチ、ウォーホル、ボイスなどの重要作品が数多く含まれ、まさに20世紀絵画の宝庫の名にふさわしい内容を誇っています。

本展では、ルートヴィヒ美術館の多彩なコレクションの中から、日本初公開の作品を中心に78点を厳選し、1)ピカソとパリの画家たち、2)ドイツ表現主義とバウハウス、3)ロシア・アヴァンギャルド、4)ポップアートとアメリカ絵画、5)ドイツ戦後美術の五つのセクションに分けて展観いたします。新しい芸術を求めて挑戦を続け、様々な流派が生成・興隆を繰り返した、20世紀美術の諸相を一望する絶好の機会となるでしょう。

基本情報

会期
1995年8月12日(土)~10月10日(火・祝)
主催
横浜美術館、読売新聞社
後援
外務省、文化庁、ドイツ連邦共和国大使館、東京ドイツ文化センター、NHK横浜放送局、 横浜市
協力
ルフトハンザ・ドイツ航空、相模鉄道、横浜情報ネットワーク、横浜ケーブルビジョン、ビス・メディア・ネットワーク・ヨコハマ
協賛
昭和シェル石油

 

展覧会図録

 

『20世紀美術の挑戦—ルートヴィヒ美術館展』 ホワイトPR、1995年

 

  • ケルン・ルートヴィヒ美術館小史/エヴリン・ヴァイス(ルートヴィヒ美術館副館長)
  • 20世紀美術の挑戦—両次大戦間における古典主義の復活と前衛の画家たち/村田 宏(横浜美術館学芸係長)
  • 20世紀美術の奇跡/岸本 美香子(東武美術館学芸員)
  • ドイツ表現主義—その生成過程における3つの流れ/中村 尚明(横浜美術館学芸員)
  • ロシア・アヴァンギャルドの芸術/沼田 英子(横浜美術館学芸員)

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