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開館5周年記念

シカゴ美術館展

近代絵画の100年

概要

シカゴ美術館は、アメリカ中北部イリノイ州の大都市シカゴ市の中心、ミシガン・アヴェニューとモンロー通り、ジャクソン・ブルヴァールに囲まれた一角に位置しています。その英文名“The Art Institute of Chicago” が示す通り、美術館のみならず美術学校や演劇学校を併設する総合芸術研究所として広く知られ、そのコレクションの質の高さから、ボストン美術館、メトロポリタン美術館などとともに全米屈指の美術館の一つに数えられています。なかでも多くのコレクターの寄贈によって拡大していった19世紀のフランス印象派、後期印象派から20世紀の諸潮流にいたるヨーロッパの近・現代絵画と、自国アメリカの19、20世紀美術の所蔵品は、浮世絵を中心とする膨大な日本美術、東洋美術のコレクションとならんで、シカゴ美術館を特徴付ける魅力となっています。

本展では、同館のこうした優れたコレクションの中から、日本初公開の作品を含む67点を精選し、19世紀のロマン派から印象派にいたるヨーロッパ絵画の動向さらには20世紀初頭のヨーロッパの革新的な芸術運動を、同時代のアメリカ美術とともに概観し、戦後アメリカの抽象表現主義にいたる近代絵画100年の軌跡をたどります。

基本情報

会期
1994年8月6日(土)~9月25日(日)
主催
横浜美術館、シカゴ美術館、朝日新聞社、神奈川新聞社、TVKテレビ
後援
外務省、文化庁、アメリカ大使館、横浜市
協力
日本航空、相模鉄道、横浜ケーブルビジョン、横浜情報ネットワーク、ビス・メディア・ネットワーク・ヨコハマ

 

展覧会図録

 

『シカゴ美術館展—近代絵画の100年』 朝日新聞社、1994年

 

  • シカゴの財産—近代絵画の庇護者たちとシカゴ美術館/チャールズ・F・スタッキー(シカゴ美術館20世紀絵画彫刻部部長)
  • 大西洋を越えて—19世紀末から20世紀初頭のアメリカとヨーロッパの画家たち/メアリー・マーフィー(シカゴ美術館20世紀絵画彫刻部)
  • ピュヴィ・ド・シャヴァンヌとその役割/佐々木 奈美子(新潟県立近代美術館学芸員)
  • 再出発点としての絵画の「零度」/拝戸 雅彦(愛知県美術館学芸員)
  • 19世紀アメリカ静物画論/村田 宏(横浜美術館学芸係長)

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