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開館1周年記念

西洋の名画展

スイス ビューレー・コレクション特別公開

概要

横浜美術館開館1周年を記念する「西洋の名画展-スイス・ビューレー・コレクション特別公開」は、スイスの見識あるコレクターであり、かつ大事業家であったエミール・ゲオルグ・ビューレーの個人コレクションから精選した作品85点を、まとまった形で日本初公開する展覧会です。

ドイツ生まれのビューレーは、最初美術史を学びましたが、第一次世界大戦後実業家に転身し、大成功を収めました。しかし美術への情熱は断ちがたく、一生をかけてフランスの印象派や後期印象派を中心とした質の高いコレクションを作り上げました。この中には、17世紀オランダの偉大な肖像画家フランス・ハルスの作品から、印象派を代表するルノワール作品4点、セザンヌ7点、ゴッホ6点、ゴーギャン5点、更に20世紀の抽象画の先駆者ともいえるカンディンスキーに至るまでの、西洋美術史に名高い名作中の名作が数多く含まれます。チューリッヒにあるビューレーの自宅を飾っていたこれらの作品は、その大部分が現在ではビューレー財団の所蔵となっていますが、今回、ビューレーの生誕100年を記念して、世界の4美術館で特別に公開されることになりました。ワシントン・ナショナル・ギャラリー、モントリオール美術館、ロンドンのロイヤル・アカデミーと共に、日本では唯一の会場となる横浜美術館において、一人のコレクターの芸術に対する「熱い眼差し」を数々の名作を通して感じていただければ幸いです。

基本情報

会期
1990年11月2日(金)~1991年1月13日(日)
主催
横浜美術館、横浜市美術振興財団、読売新聞社
後援
外務省、文化庁、スイス大使館、横浜市、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
特別協力
Bally Japan Ltd.
協力
相模鉄道株式会社、横浜情報ネットワーク株式会社、横浜ケーブルビジョン株式会社

 

展覧会図録

 

『西洋の名画展—スイス ビューレー・コレクション特別公開』 横浜美術館、1990年

 

  • E.G.ビューレー・コレクション財団/クリスチャン・ビューレー(E.G.ビューレー・コレクション財団、チューリッヒ)
  • エミール・ゲオルク・ビューレー—大実業家そしてコレクターとなった美術史学徒/マルグリット・ハーンローザー=インゴールト(E.G.ビューレー・コレクション財団、チューリッヒ)

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