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年間スケジュール

2026年 展覧会スケジュール

2024ー2025年度 企画展スケジュール

2026年 展覧会スケジュール

2026年、横浜美術館は2つの企画展を開催します。また、それぞれの会期に合わせて、横浜美術館が誇る多彩な収蔵作品を紹介するコレクション展も開催します。

ぜひご期待ください。

※2025年9月時点の予定のため、今後変更が生じる場合もございます。

企画展

没後110年
日本画の革命児 
今村紫紅
2026年4月25日(土)—6月28日(日)
マリー・アントワネット・スタイル2026年8月1日(土)—11月23日(月・祝)
没後110年
日本画の革命児 今村紫紅

2026年4月25日(土)―6月28日(日)

明治の末から大正初期に活躍した画家・今村紫紅(18801916)の40余年ぶり、かつ公立美術館では初の大回顧展。平安時代から続く伝統的なやまと絵を学び、若くして歴史画において高い技量を示した紫紅は、やがて、日本画の革新を志します。琳派の俵屋宗達などの自由闊達な絵に刺激を受け、さらに南画(中国・江南地方の絵画に影響を受けて江戸後期に栄えた山水画)や、西欧の印象派などの新しい表現を取り入れて、風景画に強烈な個性を発揮しました。《熱国之巻》や《近江八景》(いずれも国指定重要文化財、本展出品予定)に代表される綿密かつ大胆な筆づかいと構図、明るい色がその特徴です。35年の生涯を力強く駆け抜けた紫紅の創作の軌跡を、初公開作品を数多く含む約150点でたどります。

主催:横浜美術館、毎日新聞社、TBSグロウディア

今村紫紅《護花鈴》(六曲屏風一双〔図は部分〕、明治44年〔1911〕、170.2×364.4 ㎝〔各隻〕、霊友会妙一コレクション所蔵)
※会期中展示替えあり
マリー・アントワネット・スタイル

2026年8月1日(土)―11月23日(月・祝)

歴史上もっともファッショナブルな王妃、マリー・アントワネット。時代の「ファッション・アイコン」となった王妃の装いやインテリアは、18世紀から現代まで、ファッションやデザイン、映画などに広く影響を与えてきました。本展は、アントワネット時代のドレスや宝飾、家具などを手がかりに、あらゆる点で新しい様式(スタイル)をうちたてていった王妃の革新性と、その人物像に迫ります。さらに、王妃が形づくった「スタイル」の源泉が、いかに時代を超えて人々を魅了し、現代のクリエーターたちにも示唆を与え続けているかについて紹介します。

本展はヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)で企画された世界巡回展です。横浜美術館はその最初かつ国内唯一の会場となります。

主催:横浜美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、読売新聞社

展覧会公式サイト

Created by the V&A – touring the world

ヴィクトリア&アルバート博物館(英語)

コートドレスのマリー・アントワネットの肖像
フランソワ=ユベール・ドルーエ(画)、1773年、油彩、カンヴァス、63.5×52.0 ㎝
ヴィクトリア&アルバート博物館所蔵
©Victoria and Albert Museum, London

コレクション展

横浜美術館
2026年コレクション展
2026年4月25日(土)—6月28日(日)
横浜美術館
2026年コレクション展
2026年8月1日(土)—11月23日(月・祝)

2024—2025年度 企画展スケジュール

 横浜美術館は、3年にわたる大規模改修工事を終え、2024年3月、「第8回横浜トリエンナーレ」でリニューアルオープンしました。会期終了後は、工事のあいだ外部倉庫に保管していた約14,000点(2024年3月現在)のコレクションを館内に戻す作業のため、再び休館いたします。11月に一部施設を開室し、いよいよ2025年2月、すべての活動を再開します。
 この全館オープンのトップを飾るのが、真正面から「横浜」を取り上げる「おかえり、ヨコハマ」(2025年2月8日―6月2日)です。続く「佐藤雅彦展」(2025年6月28日―11月3日)「日韓現代美術展」(仮称/2025年12月6日―2026年3月22日)までの1年にわたる企画展シリーズを「横浜美術館リニューアルオープン記念」とし、新しくなった美術館の船出を彩ります。
 横浜という土地に根差すこと。「アート」の枠組みを超えた表現にも果敢に取り組むこと。国際貿易港としての歴史を踏まえ、世界に目を向けること。いずれも横浜美術館ならではのテーマを掲げる充実のラインナップです。どうぞご期待ください。

横浜美術館 館長 蔵屋美香

横浜美術館リニューアルオープン記念展

おかえり、ヨコハマ

2025年2月8日(土)―6月2日(月)

開港以前にこの地に住んだ人びと。歴史の中で姿が見えづらくなった人びと。この展覧会は、こうした知られざる多様なヨコハマの姿に光を当てます。当館のコレクションを活用し、またアーティストへの新作依頼も行います。

タイトルには、約3年の工事休館を経て「横浜美術館が帰ってきた」という意味と、「生きた時代や生まれた地域を問わず、横浜に関わるすべての人を『おかえり』といって迎え入れたい」という願いを込めています。

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ルネ・マグリット《王様の美術館》1966年
油彩、カンヴァス 130.0 × 89.0 cm
横浜美術館蔵
ルネ・マグリット《王様の美術館》1966年
油彩、カンヴァス 130.0 × 89.0 cm
横浜美術館蔵

横浜美術館リニューアルオープン記念展

佐藤雅彦展 
新しい×(作り方+分かり方)

2025年6月28日(土)―11月3日(月・祝)

『ピタゴラスイッチ』『だんご3兄弟』『0655/2355』などの教育番組群、『バザールでござーる(NEC)』『モルツ(サントリー)』『スコーン(湖池屋)』をはじめとするCM群、《計算の庭》《指紋の池》に代表される身体表象をテーマにしたインタラクティブアート群。佐藤雅彦は、表現者そして教育者として、さまざまなメディアを用いて斬新、かつ親しみやすいコンテンツを発表し続け、90年代以降のメディアの世界を牽引しています。

初の回顧展となるこの展覧会では、佐藤の40年にわたる創作活動を概観し、そこに通底する独創的な思考方法と表現手法、感性を浮き彫りにします。

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佐藤雅彦
撮影:STUDIO DUNK
計算の庭(桐山孝司との共作)
森美術館「六本木クロッシング2007」展示風景

横浜美術館リニューアルオープン記念展

いつもとなりにいるから 
日本と韓国、アートの80年

2025年12月6日(土)―2026年3月22日(日)

地理的にも文化的にも近しい他者として、長い歴史を歩んできた日本と韓国。その中でも、1945年以降今日に至るまでの美術は、どのような関係にあったのでしょうか。二国間の接点や断絶、共通点と差異を中心に考えると、たがいの、そして自己の意外な姿が立ち上がってくるかもしれません。

1965年の日韓国交正常化から60年となる節目に合わせ、韓国国立現代美術館との共同企画により、日韓現代美術の関係史を紐解きます。

詳細はこちら

韓国国立現代美術館果川 MMCA Gwacheon ©Park Jung Hoon
韓国国立現代美術館果川
MMCA Gwacheon ©Park Jung Hoon

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