[市民のアトリエ_No.23]
みなとみらい21地区、横浜美術館に隣接するみなとみらいグランドセントラルタワーに設置されている野外彫刻《風が、かたる…》の作者である細井篤さんを講師に招き、現地で実作品を鑑賞しながら作品のコンセプトや制作の過程について、お話を伺います。その後、市民のアトリエ立体室で、野外彫刻のためのマケットなどを参考に、金属(真鍮)等で小さな彫刻をつくります。鑑賞や創作を通して新たな意識で空間を観てみませんか。
1963年 長野県生まれ。1988年武蔵野美術大学大学院修了。1995年 視ることのアレゴリー1995絵画・彫刻の現在(セゾン美術館/東京)、2000年 Atsushi Hosoi & Song Dong 展(ガスワークス/ロンドン)、2001年 亜細亜散歩 Beijing-Seoul-Taipei-Tokyo(資生堂ギャラリー/東京)、2002年 個展(レッドミルギャラリーバーモントスタジオセンター/アメリカ)、2022年 国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレ2022 (彦根城/滋賀)など
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粘土、木などの素材を中心に、立体作品の制作を体験することのできる機材や道具をそろえた部屋です。大型の窯も備えています。アーティストや専門家などによるワークショップのほか、木や粘土(テラコッタなど)による自主的なテーマの制作をすることのできる時間もあります。
撮影:新津保建秀
市民のアトリエは、<つくる>ことを通して美術と人々をつなぐ場です。
主に12歳以上の方を対象に、アーティストやエデュケーターによる様々なワークショップを開催しています。充実したアトリエ空間と設備を活かしたワークショップをはじめ、コレクションや展覧会に関連したプログラム、また教育機関や福祉施設など地域と連携した取組みを通して、様々な人に開かれた活動を展開しています。