学校のためのプログラム
横浜市内の幼稚園・保育園、小学校、特別支援学校・個別支援学級などの教育機関を対象に行うプログラムです。子どもたちが楽しく美術と出会うことができるように、アトリエでの造形活動や美術館での鑑賞を行います。様々な素材に触れるダイナミックな活動や、作品をみて対話する体験を通して、主体的な学びを促し、子どもたちの「生きる力」を育みます。
お申込方法
プログラムスケジュール
オンライン説明会
活動内容
「造形プログラム」を行い、昼食をはさんで「美術館さんぽ」を行います。
初めての美術館体験にピッタリのプログラムです。
時間(目安):10時~13時(昼食時間を含む)
年間受入れ数:20日
活動内容
主に横浜美術館のコレクションを鑑賞する
「鑑賞プログラム」を行います。
時間(目安):10時~12時
(活動後の昼食会場を必要とされる場合はご相談ください。最長13時まで)
年間受入れ数:8日
活動内容
「五感で感じるプログラム」(様々な素材体験)を中心とし、子どもの発達段階にあわせて、エデュケーターと教員との事前の打合せにより、1日の活動を決定します。
年間受入れ数:10日
活動内容
コレクション展を主とした鑑賞活動と、作品に関連した造形活動を組み合せ、生徒の状態に配慮したプログラムをご提案します。
年間受入れ数:2日
活動詳細
造形プログラム
造形プログラムは、作品の完成を目指すのではなく、粘土や絵の具や紙(ダンボール)といったさまざまな素材との関わりの中で、素材の特性を知ることや造形の仕組みを発見することを目的とした活動です。
【特徴】
- エデュケーターと共に、子どものアトリエにて自分でやってみることのおもしろさに出会う造形活動を行います。
- 広いスペースで素材をたくさん使って行うダイナミックな活動は、子どもたちの心身を解放し、より活発な反応を引き出します。
鑑賞プログラム
鑑賞プログラムでは、作品をみる前のウォーミングアップを全体でおこなった後、グループに分かれて主に横浜美術館のコレクションを鑑賞します。特定の解のない作品に自分なりの見方で向き合い、考える力を育むことを目的とした活動です。
【特徴】
- 互いに感想を共有することで、同じだったり異なったりするそれぞれの考え方に目を向けます。
- 図工・美術に限らず、社会や国語など教科横断的な視点で取り組むこともできます。
- 小学校高学年の場合は、鑑賞プログラムが主となります。展示室に出発する前に、造形活動ではなく作品への関心を高めるための簡単なアクティビティを体験します。
美術館さんぽ
コレクション展示室など美術館の様々な場所をめぐり、作品だけではなく美術館の空間全体を体験します。
【特徴】
- 美術館に来るのが初めての子どもでも安心して美術館を体験することができます。
- 美術館での過ごし方や作品をみるときのお約束を学びます。
- 作品だけでなく、美術館の設備、建物などにも注目して見学します。
五感で感じるプログラム
特別支援・養護学校・区単位の個別支援学級の活動では子どもたちの興味にあわせ、複数の素材を用意し、子どもたちが選択できるようにします。「絵の具」「粘土」「紙遊び」の3つのプログラムを基本とし、重度の心身障がいのある子どもたちには、リラックスして過ごせるよう、触って楽しめる「色水袋」や「ソフトトイ」、不思議な音のする「音具」など、五感を刺激するプログラムを追加します。
【特徴】
- 素材体験の活動を基本とし、子どものコンディションに合わせて、エデュケーターと教員との事前の打合せにより内容を決定します。