[市民のアトリエ_No.5]
横浜美術館で開催中のコレクション展「ひっくり返す・ひっくり返る」に展示されている、なにかをちょっぴり“ひっくり返した”作品たちを担当学芸員の解説で鑑賞します。その後、市民のアトリエで、出品作品の一つジョアン・ミロ《黒と赤のシリーズ》に用いられた手法を参考にして紙版画を制作します。イメージをひっくり返したり重ねたり、版画ならではの創作の楽しみを体験してみませんか?
コレクション展「ひっくり返す・ひっくり返る」(会場:ギャラリー8・入場無料 )
版画制作のための部屋です。銅版画プレス機(3台)、リトグラフプレス機(4台)、シルクスクリーン刷台(5台)、木版画プレス機(1台)などの専門的な機材や道具がそろっています。また製版のための暗室や腐蝕室も備えています。アーティストや専門家によるワークショップのほか、自主制作をすることのできる時間もあります。
市民のアトリエは、<つくる>ことを通して美術と人々をつなぐ場です。
主に12歳以上の方を対象に、アーティストやエデュケーターによる様々なワークショップを開催しています。充実したアトリエ空間と設備を活かしたワークショップをはじめ、コレクションや展覧会に関連したプログラム、また教育機関や福祉施設など地域と連携した取組みを通して、様々な人に開かれた活動を展開しています。