グロッス、ディックス、アルプ、シュヴィッタースら、ドイツのダダイストたちの油彩画やレリーフなどと、タトリン、ロトチェンコ、ガボらロシア・アヴァンギャルドの立体作品、またカンディンスキーと、彼の「青騎士」時代の恋人ミュンター、そしてクレーの作品が並びます。彼らの多くは実際に1910年代から1920年代のベルリンやミュンヘンなどにあった先進的な画廊で一緒に出品していたことがあります。この部屋の作品もそれと同じころに制作されたものが中心です。
パウル・クレー《攻撃の物質・精神・象徴》
1922年、水彩・油彩、紙、33.5×47.5㎝