1989年(平成元年)に開館した横浜美術館は、2019年(令和元年)11月3日(日・祝)に30周年を迎えます。
みなとみらい21地区最初の恒久施設として誕生した当館は、国際的な港町、横浜にふさわしい美術館として、発展し続けるみなとみらいの街と
ともに歩んでまいりました。
開館時より「みる」「つくる」「まなぶ」の基本方針を掲げ、展覧会のみならず、本格的な造形活動を行うアトリエ、約11万冊の蔵書を持つ美術情報センター、カフェやショップなど、さまざまな接点から当館を訪れるすべての皆さまにとって「開かれた美術館」であることを目指して活動しています。
開館30周年を迎える2019年度の活動テーマは「美術でつなぐ人とみらい」です。
3つの企画展や国際シンポジウムや記念書籍の刊行、市民の皆さまに制作に関わっていただいたワインやカレンダーなどの記念商品の
販売、関連資料展示など、年間を通じ、開館30周年記念事業に全館で取り組みます。
当館が皆さまにとって、作品や人、またかけがえのない経験との「出会いの場」となるよう、活動してまいります。
30周年記念ロゴは、開館当初からの横浜美術館のロゴをデザインした、アートディレクターの浅葉克己氏(浅葉デザイン室)によるものです。「30」の文字に、横浜美術館の基本方針「みる」「つくる」「まなぶ」を示した赤・緑・青の3色が配されています。