ガラス張りの天井[グランドギャラリー]
開閉式ルーバーの改修工事を行い、設計者・丹下健三の当初の構想が復活したことで、季節や時間によって天井からやわらかい自然光がふりそそぐ大空間を感じられるようになりました。
リニューアルのポイント
横浜美術館を象徴する大空間「グランドギャラリー」を中心とする無料エリアは、より自由でひらかれたエリアとなって生まれ変わりました。あらゆる人を歓迎し、どんな人の居場所にもなる、そんな横浜美術館を体現するポイントをご紹介します。
撮影:新津保建秀
開閉式ルーバーの改修工事を行い、設計者・丹下健三の当初の構想が復活したことで、季節や時間によって天井からやわらかい自然光がふりそそぐ大空間を感じられるようになりました。
撮影:新津保建秀
グランドギャラリーに透明で開放感のあるエレベーターを新設しました。新しいルートでグランドギャラリー上階の展示フロアまで上がることができるようになりました。
@morinakayasuaki
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「美術の広場」に面して、無料でご覧いただける新しいギャラリーを2か所新設しました。ギャラリー9は、外から室内を覗き込めるガラス張りの展示室となっています。
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「美術の広場」に面した居心地の良い空間を生かして、オリジナルグッズを扱うショップと横浜ならではのカフェがリニューアルしました。ショップやカフェのみのご利用も大歓迎です。
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左右対称にひろがる階段の踊り場のかたちに着目し、横浜美術館の建物のあちこちに見られる「まる」と「しかく」を“かくしテーマ”にした彫刻作品を展示します。作品を囲みながらおしゃべりをしたり、考えをめぐらせたりできる場所です。
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さまざまな障がいのある方と共におこなったインクルーシブワークショップを経て、あらゆる人にやさしいデザインになることを目指した、横浜美術館オリジナルの什器をつくりました。当館に多く使われている御影石から抽出した色を使っています。
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オリジナルデザインのテーブルや椅子で、作品や建築を見ながら、併設のカフェの飲みものやおしゃべりを楽しめる場所です。
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グランドギャラリーには、くつを脱いでリラックスしながらお子さんと一緒に楽しめる「くつぬぎスポット」を新設しました。また、館内の授乳室を増設し、合計3室に。調乳器も新たに導入しました。
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グランドギャラリーより上階の展示室前のホワイエまで無料エリアを拡張。グランドギャラリー全体を見渡しながら、子どもからおとなまで、誰もが自由に過ごせる場所です。ワークショップを行ったり、休憩スペースになったり、さまざまな形に姿を変えてお迎えします。
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美術館の外にもオリジナルデザインのテーブルや椅子を設置。オープンスペースで美術館とみなとの風を感じながらくつろぐことができます。
撮影:新津保建秀
集合場所の目印にもなる「大しかく看板」を新たに設置しました。美術館のなかでどんな展覧会が行われているのか、ひと目でわかります。
撮影:新津保建秀
誰もが理解しやすく、今後の追加や変更も容易なデザイン。「変化」と「ひらくこと」をキーワードに一新しました。