美術館は、港のようだと思います。
どんな人も歓迎する。
来るもの、出るもの、
多様な文化や価値観が交錯する。
今と過去と未来を中継する。
バリアもボーダーも
飛び越えていく。
そして、世界にひらかれた
港町の美術館として
歩んできた
私たちは、さらに思うのです。
ここに訪れるすべてのあなたも
また、港なのだと。
自由な出会い。豊かなまなび。
自分らしくいられる時間。
みて、つくって、まなんで。
見晴らしのいい気分で、
未来へ針路をとるために。
たとえ時代が変わっても、
今日という暮らしのそばで
横浜美術館は、あなたという
港がひらく場で
ありたいと思います。
リニューアルのポイント
横浜美術館を象徴する大空間「グランドギャラリー」を中心とする無料エリアは、より自由でひらかれたエリアとなって生まれ変わります。あらゆる人を歓迎し、どんな人の居場所にもなる、そんな美術館を象徴するポイントをご紹介します。