フェリーチェ・ベアト
《鎌倉大仏》
1863-70年頃
アルビュメン・シルバー・プリント、手彩色
29.0×23.0cm
[ともだちアーティスト(1)]
横浜での出会い―写真家と画家
幕末から明治初期にかけて来浜した外国人たちがもたらした、写真術と油彩技法。それぞれの技術の普及に寄与した写真家(フェリーチェ・ベアト、ライムント・フォン・シュティルフリートなど)と画家(チャールズ・ワーグマン、高橋由一、
藤田嗣治《腕を上げた裸婦》
1923年(大正12)
油彩、カンヴァス
80.6×44.8cm
© Fondation Foujita
ADAGP,
Paris&JASPAR, Tokyo,2013
B0344
[ともだちアーティスト(2)]
藤田嗣治とパリの作家たち
エコール・ド・パリの日本人画家・
パウル・クレー
《攻撃の物質、精神と象徴》
1922年
水彩・油彩、紙
33.5×47.5cm
[ともだちアーティスト(3)]
ヨーロッパとアメリカ、ダダとシュルレアリスムの作家たちを中心に
ふたつの世界大戦に挟まれた時期を中心に、ドイツ、フランス、そしてアメリカを舞台に結ばれた芸術家たちの交友関係を紹介します。マックス・エルンスト、クルト・シュヴィッタース、ハンス・アルプ、パウル・クレー、コンスタンティン・ブランクーシ、国吉康雄、イサム・ノグチなどが登場します。
撮影:田中雄一郎
[ともだちアーティスト(4)]
戦後日本とアメリカ、具体とネオダダ
戦後の日本で「自由な創造」を目指した具体グループとネオダダの作家たちは、国境を越えてアメリカの作家たちとも交流しました。白髪一雄や田中敦子、篠原有司男や荒川修作、ロバート・ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズなどの作品を紹介します。
上村松園
《楚蓮香之図》
1924年(大正13)頃
絹本着色、軸
138.0×51.7cm
[ともだちアーティスト(5)]
美人画の作家たちと赤曜会
ハンス・リヒター
《リズム21》
1921-23年
3分(DVD、オリジナル16mm)
[ともだちアーティスト(6)]
「毛の生えた心臓の夕べ」シアター
「毛の生えた心臓の夕べ」とは、1923年にダダの仲間たちが結集して催した伝説的イベントです。そこで上映された3本の短編映画、チャールズ・シーラー&ポール・ストランド《マンハッタ》、ハンス・リヒター《リズム21》、マン・レイ《理性への回帰》を、写真展示室特設スペースにてリバイバル上映します。
ロベール・ドワノー
《アニタ嬢》
1951年
ゼラチン・シルバー・プリント
30.1×24.4cm
【特集展示】
ロレンツォ・メルロ写真コレクションより
当館に1989年に収蔵された、イタリアの写真家・写真研究者ロレンツォ・メルロ氏旧蔵の大規模な写真コレクションから、20世紀の写真史を彩る約70点を選んで展示します。