マックス・エルンスト(1891~1976)
マン・レイ《マックス・エルンスト》
1935年頃
ゼラチン・シルバー・プリント、28.2×22.2㎝ 、横浜美術館
Man Ray, Max Ernst, ca. 1935
Yokohama Museum of Art
略年譜
- 1891年 4月2日、ドイツ・ケルン近郊のブリュールに生まれる。
- 1914年 ハンス・アルプと知り合う。第一次世界大戦勃発により出征。
- 1918年 休戦により復員。ケルンに戻り、前衛芸術グループ創設に参加。
- 1919年 ミュンヘンにパウル・クレーを訪問。アルプ、バーゲルトとともにケルンでダダ・グループを結成。
- 1921年 パリのオ・サン・バレイユ画廊でコラージュ56点による個展が開催されるが、エルンストは査証が得られず立ち会えない。
- 1922年 ドイツを出て、パリのエリュアール宅に転居。
- 1930年 コラージュ小説『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』刊行。
- 1934年 コラージュ小説『慈善週間』刊行。
- 1937年 ドイツにあった作品がナチに押収され、その一部が「退廃芸術展」に出品される。
- 1941年 ペギー・グッゲンハイムとニューヨークへ渡る。
- 1948年 アメリカ合衆国の市民権を得る。
- 1951年 故郷のブリュールで回顧展。
- 1953年 パリに戻る。
- 1954年 ヴェネツィア・ビエンナーレ絵画部門の大賞に選ばれる。
- 1958年 フランス国籍を得る。
- 1959年 パリの国立近代美術館で回顧展。
- 1961年 パリのル・ポワン・カルディナル画廊で立体作品の個展を開催。
- 1975年 ニューヨークのグッゲンハイム美術館とパリのグラン・パレで回顧展。
- 1976年 4月1日、満85歳の誕生日の前夜にパリで逝去。