横浜美術館コレクション鑑賞アプリ 「みるみるアート きみはだれ?」提供開始のご案内
横浜美術館×野村総合研究所 共同開発

2022年03月14日

探偵画像、わたしは探偵。きみとわたしで横浜美術館に眠っている作品を調べに行こう!どんな作品と出会えるかな?

横浜美術館は野村総合研究所と、スマートフォンまたはタブレット端末を用いて横浜美術館コレクショ ン作品を身近に楽しむためのウェブ・アプリケーション(以下、アプリ)「みるみるアート きみはだれ?」 を共同開発し、2022 年 3 月 14 日(月)午前 10 時より無料提供を開始しました。

このアプリでは、13,000点を超える横浜美術館コレクション作品の中から、西洋画、日本画、写真、版画など多様な 10点をチョイス。一つひとつの作品に「きみはだれ?」と問いかけることから鑑賞がスター トします。大きな帽子の「探偵さん」は、アプリの利用に必要なアクションを促しながら、利用者と一緒に作品をめぐるパートナーです。画面をスワイプしたり、シェイクしたり、拍手をしたりと、様々な方法で鑑賞への扉を開きます。そこから始まる作品との対話によって自由に想像を広げ、作品への興味や理解を深める体験をお楽しみください。

10歳程度の子どもが理解できるやさしい日本語による説明に加えて、大人を想定したより詳しい解説や、作品と横浜美術館にまつわるトリビアもご用意しました。
ご自身のスマートフォンやタブレットでアプリのURLにアクセスすれば、ダウンロード不要でご利用いただけます。
絵本をめくるように、手のひらの上で始まるアート探訪をご堪能ください。

こんな方にオススメ
スマートフォン操作イメージ
■お子様の自由研究のテーマに。
■親子のコミュニケーションに。
■今すぐ気楽にアートを楽しみたい。
■思考をクリエイティブにしたい時の気分転換に。
■ちょっと知的な暇つぶし。
■お友達とのアートな語らいにも。
■タブレットを活用した学校教育にも。
アプリへのアクセスはこちら
鑑賞アプリ二次元バーコード

または以下URL
https://yma.art-dx.nri.co.jp
「多様性」を受け入れる柔らかい心の育成に。そして、教育現場のDXにも!

「きみはだれ?」
どんなところに住んでいて、どんな生活をして、今はどんな気持ち?どうして描かれることになったの? 作品と出会った時に生まれる小さな疑問は、そのまま作品そのものを理解することへと繋がっていきます。 他者に興味をもって「知りたい」と思うことは、他者理解への第一歩。「多様性」が重要視される今だからこそ、まずは目の前に登場した作品の中にいる「誰か」を知るところから始めてみませんか?

「みるみるアート」の「みるみる」は、「見る」「観る」「視る」というさまざまな「みる」が、体験する人の内面でみるみる大きく育っていく様子です。そして「きみはだれ?」というタイトルは、「他者に対して開かれたまなざしを養ってほしい」という、今を生きる子どもたちに向けた思いです。

横浜美術館と野村総合研究所は、それぞれが持つ専門性をより良い未来創りに活かすため、共にフィールドワークやリサーチを重ね、このアプリの開発に取り組みました。子どもだけでなく大人も一緒に、そして学校教育の現場でも、このアプリで「柔らかい心」を育んでいただければ幸いです。

掲載作品3点、ポール・ジャクレー《オウム貝、ヤップ島》、伝 五姓田芳柳《外国人女性和装像(仮題)》、アウグスト・ザンダー《煉瓦工見習い、ケルン》


対象作品:
①アウグスト・ザンダー《煉瓦工見習い、ケルン》☆
②中島清之《喝采》
③サルバドール・ダリ《ガラの測地学的肖像》
④伝 五姓田芳柳《外国人男性和装像(仮題)》
⑤伝 五姓田芳柳《外国人女性和装像(仮題)》☆☆
⑥斎藤清《凝視》
⑦ポール・ジャクレー《オウム貝、ヤップ島》☆☆☆
⑧パブロ・ピカソ《ひじかけ椅子で眠る女》
⑨メレット・オッペンハイム《栗鼠》
⑩ルネ・マグリット《王様の美術館》 (☆は上記枠内の掲載作品)

アプリ名横浜美術館コレクション鑑賞アプリ「みるみるアート」
提供期間2022年3月14日(月)~2023年3月31日(金)
利用方法URLまたは二次元バーコードからアクセス (ダウンロード不要)
※インターネット環境があればどこからでもご利用可
推奨環境iPhone、iPad:Safari
Androidスマホ、タブレット:Google Chrome
※いずれも最新バージョンを推奨
料金無料
開発特別協力株式会社野村総合研究所
監修横浜美術館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
URLhttps://yma.art-dx.nri.co.jp