横浜美術館開館30周年記念 
オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち

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オーギュスト・ルノワール 《ピアノを弾く少女たち》(部分)  1892年頃 油彩・カンヴァス、116×81cm
Photo © RMN-Grand Palais (musée de l'Orangerie) / Franck Raux /distributed by AMF

展覧会概要

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オーギュスト・ルノワール
《ピアノを弾く少女たち》
1892年頃
油彩・カンヴァス、116×81cm
© RMN-Grand Palais (musée de l'Orangerie) / Franck Raux 
distributed by AMF

横浜美術館開館 30 周年を記念して、オランジュリー美術館所蔵品による「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した 12 人の画家たち」を開催いたします。 

パリのセーヌ川岸に建つ、オレンジ温室を改修した瀟洒な佇まいのオランジュリー美術館。画商ポール・ギヨームが基礎を築いた同館所蔵の印象派とエコール・ド・パリの作品群は、ルノワールの傑作《ピアノを弾く少女たち》をはじめ、マティス、ピカソ、モディリアーニらによる名作がそろったヨーロッパ屈指の絵画コレクションです。

ギヨームは若き才能が集まる 20 世紀初頭のパリで画商として活動する一方、自らもコレクターとして作品を収集しました。私邸を美術館にする構想を果たせぬまま彼が若くして世を去った後、そのコレクションはドメニカ夫人により手を加えられていきました。そしてこれらの作品群はギヨームとドメニカの二番目の夫の名を冠した「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション」としてフランス国家へ譲渡され、同館で展示されるようになりました。

本展は同館が所蔵する 146点の絵画群のうち 13人の画家による約 70点が、21 年ぶりにまとまって来日する貴重な機会です。コレクションに秘められた物語とともに、世界中の人々に愛され続ける名品の数々をご堪能ください。

展覧会公式サイトはこちら
オランジュリー美術館公式サイトはこちら(フランス語/英語)

展覧会の見どころ

  1. パリ・オランジュリー美術館コレクションによる 21 年ぶりの展覧会
    同館の所蔵作品のほとんどは常設展示されており、館外にまとめて貸し出されることは 極めて稀です。過去には 1998 年に「パリ・オランジュリー美術館展」が東京ほか全国 5 会場で開催され、計 100 万人以上を動員しました。今回日本では 21 年ぶりに 珠玉のコレクションを一望できます。

  2. ルノワールの代表作《ピアノを弾く少女たち》が来日
    《ピアノを弾く少女たち》は、ルノワールの作品の中でも最も有名なもののひとつ。オランジュリー美術館蔵のこの愛らしい作品は、晩年までルノワールのアトリエに保管され、作家没後の 1928 年にポール・ギヨームが収集したものです。

  3. パリに恋した画家たち 13 作家の名品が一堂に
    本展では印象派の巨匠ルノワールをはじめ、マティス、ピカソなど芸術の薫り高いパリに集い、新しい絵画表現の探究に魂を捧げた 13 人の画家たちを紹介します。本コレク ションに含まれるのは、19 世紀末から 20 世紀前半というフランス近代美術が花開いた重要な時期の名品です

  4. コレクションをめぐる画商ポール・ギヨームと妻ドメニカの物語に注目
    ポール・ギヨームは、既に評価の定まった画家たちだけでなく、当時無名だった若い作家たちも画商として積極的に支援しました。そして、自分の美意識にかなった作品を収集し、美術館をつくることを夢見ました。ポールは若くして亡くなりますが、妻のドメニカはその遺志を受け継ぎ、最終的に「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション」としてフランス国家に譲りました。本展では、コレクターの美術館設立への夢や、画家たちとの友情の物語に注目します。
出品作家

アルフレッド・シスレー
クロード・モネ
オーギュスト・ルノワール
ポール・セザンヌ
アンリ・ルソー
アンリ・マティス
パブロ・ピカソ
アメデオ・モディリアーニ
キース・ヴァン・ドンゲン
アンドレ・ドラン
マリー・ローランサン
モーリス・ユトリロ
シャイム・スーティン

基本情報

会期2019年9月21日(土)~2020年1月13日(月・祝)
開館時間10時~18時 
*会期中の金曜・土曜は20時まで開館(ただし2019年9月27日[金]~28日[土]、2020年1月10日[金]~12日[日]は21時まで)
*入館は閉館の30分前まで
休館日木曜日(2019年12月26日[木]は開館)、2019年12月28日(土)~ 2020年1月2日(木)
主催横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、
オルセー・オランジュリー美術館、読売新聞社、テレビ朝日
後援在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛損保ジャパン日本興亜、大日本印刷、野村総合研究所、みずほ銀行
協力日本航空、ルフトハンザカーゴ AG、東急電鉄、みなとみらい線、
横浜ケーブルビジョン、FM ヨコハマ、首都高速道路株式会社


観覧料

開幕8日間限定 
超お得ペア前売
2枚1セットで2,400円
[有効期間]2019年9月21日(土)~29日(日)*2019年9月26日(木)は休館
[販売期間]2019年6月1日(土)~売切れ次第終了
*お1人で2枚の使用可。
*販売場所等詳細は5月上旬までに展覧会公式サイトにて公開予定
一般1,700円(前売1,500円 / 団体1,600円) 
大学・高校生1,200円(前売1,000円 / 団体1,100円)
中学生700円(前売500円 / 団体600円)
小学生以下無料
65歳以上1,600円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)

*( )内は前売/有料20名以上の団体料金(要事前予約、美術館券売所でのみ販売)
*高校生以下は、2019年11月1日(金)~4日(月・振休)観覧料無料。(中学生・高校生は要生徒手帳提示)
*障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
*観覧当日に限り本展の観覧券で「横浜美術館コレクション展」も観覧可
*前売券は2019年6月1日(土)から販売開始。販売場所など詳細は 5月下旬までに展覧会サイトで公開予定。

■チケット取扱い 
横浜美術館(前売りはミュージアムショップ
展覧会公式サイト
主要プレイガイド

関連イベント

記念講演会「オランジュリー美術館コレクションとポール・ギヨーム」(ルノワールと12人展)

オルセー・オランジュリー美術館の「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション」がどのように築かれてきたのか、本展覧会監修者にお話しいただきます。

日程2019年9月21日(土)
時間14時~15時30分(13時30分開場)
講師
セシル・ジラルドー(オランジュリー美術館文化財学芸員/本展覧会監修者)
会場横浜美術館レクチャーホール
定員220名(日仏逐次通訳、事前申込、先着順)
参加費無料
申込方法 ※定員に達したため、参加申込受付を終了しました。
2019年8月20日(火)10時より申込受付開始
以下のフォームからお申込下さい。
申込フォームはこちら

*お申込1名様につき1つのメールアドレスが必要です。 同じメールアドレスで複数名のお申込はできませんのでご注意ください。
申込締切定員に達し次第締切
講師:セシル・ジラルドー(オランジュリー美術館文化財学芸員/本展覧会監修者)
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©Sophie Boegly

オランジュリー美術館文化財学芸員。本展覧会監修者。オランジュリー美術館で開催した展覧会「アポリネール、詩人の眼差し」(2016年)、「東京―パリ、石橋財団コレクション、ブリヂストン美術館名品展」(2017年)、「ダダ アフリカ、西欧外の源泉とその影響」(2018年)の共同監修を務める。

福間洸太朗(ピアニスト)× 学芸員 スペシャルトーク(ルノワールと12人展)

本展音声ガイドにて、素晴らしい楽曲演奏を担当してくださる、人気ピアニストの福間洸太朗さんをお迎えし、「20 世紀初頭のパリの芸術」をテーマに、福間さんと横浜美術館学芸員がトークセッションを開催します。福間さんのピアノ実演を交えながら、美術と音楽の関わりについて、おうかがいします。

日程2019年10月18日(金)
時間18時~19時(17時40分開場)
登壇者
福間洸太朗(ピアニスト)、片多祐子(横浜美術館 学芸員)
会場横浜美術館レクチャーホール
定員200名(事前申込、先着順)
参加費無料 ※入場の際、展覧会観覧券(または半券)をご提示ください。
申込方法※定員に達したため、参加申込受付を終了しました。
2019年9月20日(金)10時より申込受付開始
以下のフォームからお申込ください。
申込フォームはこちら

*お申込1名様につき1つのメールアドレスが必要です。 同じメールアドレスで複数名のお申込はできませんのでご注意ください。
申込締切2019年10月16日(水)または定員に達し次第締切
福間洸太朗(ピアニスト/本展音声ガイド楽曲演奏)
福間洸太朗

©Masaaki Hiraga

パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学で学ぶ。20歳でクリーヴランド国際ピアノコンクール優勝(日本人初)およびショパン賞受賞。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、ウィグモアホール、サントリーホールでリサイタル他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など国内外の著名オーケストラとの共演も多数。CDは「France Romance」(ナクソス)など、これまでに15枚をリリース。現在ベルリン在住。
オフィシャル・サイト http://www.kotarofukuma.com

講演会「ポール・ギヨーム:コレクターと画商(仮)」(ルノワールと12人展)

フランス文学者の鹿島茂氏をお迎えし、20世紀初頭のパリで気鋭の画商として、またコレクターとして活動したポール・ギヨームについてお話しいただきます。

日程2019年11月16日(土)
時間14時~15時30分(13時30分開場)
講師
鹿島 茂(仏文学者、明治大学国際日本学部教授)
会場横浜美術館レクチャーホール
定員220名(事前申込、先着順)
参加費無料
申込方法2019年10月15日(火)10時より申込受付開始
以下の申込フォームからお申込みください。
申込フォームはこちら

*お申込1名様につき1つのメールアドレスが必要です。 同じメールアドレスで複数名のお申込はできませんのでご注意ください。
申込締切定員に達し次第締切

学芸員によるギャラリートーク(ルノワールと12人展)

作品を前に、本展や出品作品について学芸員がご紹介します。

日程2019年10月11日(金)、11月22日(金)
時間 2019年10月11日(金)15時~15時30分
2019年11月22日(金)18時30分~19時
会場横浜美術館企画展展示室 ※会場は変更する場合があります
参加費無料(事前申込不要、当日有効の本展観覧券が必要)

学芸員によるミニレクチャー(ルノワールと12人展)

展覧会の概要やみどころについて、学芸員がスライドを交えながらご紹介します。

日程2019年11月1日(金)、12月20日(金)
時間 2019年11月1日(金)18時30分~19時
2019年12月20日(金)15時~15時30分
会場横浜美術館レクチャーホール
定員240名(事前申込不要、先着順)
参加費無料

市民のアトリエ講座
「画家の話し―桑久保徹とみるオランジュリー美術館コレクション」
(ルノワールと12人展)

桑久保徹《ポール・セザンヌのスタジオ》

桑久保徹《ポール・セザンヌのスタジオ》 2015年 油彩、カンヴァス 181.8×227.3cm ©Toru Kuwakubo, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

桑久保徹氏は、自分の中に架空の画家を見出すという演劇的なアプローチで制作活動をスタートし、油絵具を分厚く盛り上げる技法で心象風景を描いています。近年は、自身が尊敬する画家の生涯をひとつのキャンバスに描くシリーズを手掛けています。過去の画家たちの色や筆致を追うことで彼らの人柄や心境までもがわかるようになったと語る現代の画家が、本展出品作家の中でも特に思い入れの強いセザンヌ、ピカソ、モネらについて担当学芸員と共にお話しします。
コース番号・日程[57] 2019年11月23日(土)【全1回】
時間15時30分~17時30分
講師 桑久保 徹(画家)
会場横浜美術館市民のアトリエ
対象12歳以上
定員25名(応募者多数の場合は抽選)
参加費2,500円(会期中に使える展覧会チケット付)
申込方法2019年9月1日(日)より申込受付開始
(1)申込みフォーム
 ※お申込み1名様につき1つのメールアドレスが必要です。
 同じメールアドレスで複数名のお申込みはできませんのでご注意ください。
(2)往復はがき
申込締切 2019年11月2日(土) ※必着
桑久保 徹(くわくぼ とおる)
桑久保 徹

Photo by Mie Morimoto

1978年神奈川県生まれ。2002年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。主な個展に2018年「A Calendar For Painters Without Time Sense 1. 3. 4. 5. 7. 8」(小山登美夫ギャラリー/東京)、2010 年「Out of Noise」(ギャラリー・ヒュンダイ/ソウル)、主なグループ展に2016年「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2016」(六甲山カンツリーハウス/兵庫)などがある。

横浜美術館で音楽会4
「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12 人 の画家たち」展によせて(ルノワールと12人展)

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オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》1892年頃 Photo © RMN-Grand Palais (musée de l'Orangerie) / Franck Raux / distributed by AMF

本展の出品作品オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》に描かれたピアノは、プレイエル社製のアップライトピアノです。このピアノと同時代に製作されたプレイエル社製のピアノを使用し、プレイエル・ピアノの音色を実際にご堪能いただけるコンサートを開催いたします。

このコンサートでは、ステージをパリの画廊に見立て、パリを愛した作曲家たちの作品を奏でます。ピアノを中心にヴァイオリンや愛らしいオルガネッタ(手廻しオルガン)、ユニークな打楽器も加わり、1920年代のパリへと皆さんを誘います。プログラムには展覧会レクチャーも組み込まれ、展覧会鑑賞の楽しさが更に深まることでしょう。

横浜みなとみらいホール公式サイト
日程2019年10月25日(金)
時間(1)14時~15時30分 *売切れ
(2)19時~20時30分 
*2回公演、同内容
演奏・レクチャー坂本真由美(ピアノ)、三又治彦(ヴァイオリン)、坂本日菜(オルガネッタ)、山口とも(パーカッション)、沼田英子(横浜美術館 主席学芸員)
会場横浜美術館レクチャーホール
定員各回200名(要事前申込、先着順)
料金全席自由3,000円(発売中、展覧会観覧料込)       
*展覧会会期中に1回、本公演チケットを横浜美術館券売所にご提示いただくと、本展観覧券を1枚お渡しします。
チケット取扱い
横浜みなとみらいホールチケットセンター
 045-682-2000(電話10時~17時/窓口11時~19時 休館日・保守点検日を除く)
*(1)14時~15時30分の公演は売切れです。
主催横浜みなとみらいホール
共催「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展  、横浜アーツフェスティバル実行委員会

グランドギャラリー・コンサート(ルノワールと12人展)

本展の出品作品オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》に描かれたピアノは、プレイエル社製のアップライトピアノです。このピアノと同時代に製作されたプレイエル社製のピアノを使用し、プレイエル・ピアノの音色を実際にご堪能いただけるコンサートを開催いたします。

日程2019年11 月20 日(水) 
時間(1)14時~14時20分
(2)16時30分~16時50分
*2回公演、同内容
出演 平洋子(ピアノ)、増田美穂(ピアノ)
会場横浜美術館グランドギャラリー
料金無料
主催横浜みなとみらいホール
共催「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した 12 人の画家たち」展、横浜アーツフェスティバル実行委員会
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オーギュスト・ルノワール
《ピアノを弾く少女たち》 1892 年頃
Photo © RMN-Grand Palais (musée de l'Orangerie) /Franck Raux / distributed by AMF