関連イベント
シンポジウム(ファッションとアート展)
東西のファッションと美術の相互影響について、掘り下げて考察するシンポジウムを、ジャポニスム学会との共催で開催します。
日程 | 2017年5月27日(土) |
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時間 | 13時30分~16時30分(13時開場) |
テーマ | ファッションとアートにみる東西交流の諸相 |
講師・内容 | ■基調講演
「ファッションとしてのジャポニスム」 深井晃子(京都服飾文化研究財団理事/名誉キュレーター) ■発表 1.「ジャポニスムの広がりー19世紀末から20世紀の工芸・装飾美術・生活芸術」 岡部昌幸(帝京大学教授、群馬県立近代美術館館長) 2.「輸出された室内着」 周防珠実(京都服飾文化研究財団キュレーター) 3.「日本画に描かれた洋風ファッション」内山淳子(横浜美術館主任学芸員) モデレーター:沼田英子(横浜美術館主席学芸員) |
会場 | 横浜美術館レクチャーホール |
定員 | 240名(当日12時より総合案内にて整理券配布) |
参加費 | 無料 |
主催 | 横浜美術館、京都服飾文化研究財団、ジャポニスム学会 |
講演会(ファッションとアート展)
ジュエリーがどのように日本人の生活に取り入れられていったのか、専門家を招いてお話いただきます。
日程 | 2017年4月22日(土) |
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時間 | 14時~15時30分 |
テーマ | 日本のジュエリーの歴史と美―近代の髪飾り、帯留、指輪など |
講師 | 露木宏(宝飾研究家、日本宝飾クラフト学院理事長) |
会場 | 横浜美術館レクチャーホール |
定員 | 240名(当日12時より総合案内にて整理券配布) |
参加費 | 無料 |
夜の美術館でアートクルーズ(ファッションとアート展)
閉館後の美術館を参加者だけで独占できる特別な鑑賞会です。今回は2名の学芸員によるリレー形式で展示解説をいたします。本展の企画から携わった学芸員ならではの、詳しい解説に耳を傾けながら、心ゆくまで展覧会をお楽しみください。
日程 | 2017年5月20日(土) |
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時間 | 19時~21時
*受付:18時30分~ 横浜美術館グランドギャラリー *プログラム進行状況により終了時間が遅れる場合がございます。 *本イベントではミュージアム・ショップの営業はございませんが、グランドギャラリーにて展覧会カタログの販売をいたします。 *横浜美術館の駐車場をご利用の場合、出庫は21時まででございます。そのため、イベントに最後までご参加いただけなくなる可能性がございますこと、予めご了承ください。 |
会場 | 企画展展示室 |
解説 | 沼田英子(横浜美術館主席学芸員)、内山淳子(横浜美術館主任学芸員) *都合により解説担当学芸員が変更になる場合がございます。 |
対象・定員 | 18歳以上・60名 |
参加費 | 3,000円 |
申込方法 | こちらの申込フォームからお申込みのうえ、当日受付にて参加費3,000円を現金でお支払いください。 受付:2017年3月11日(土)10時より 申込フォームはこちら *お申込み1名様につき1つのメールアドレスが必要です。同じメールアドレスで複数名お申込みいただいた場合、最後に入力した1名様分だけの受付になってしまいますのでご注意ください。 |
申込締切 | 2017年5月10日(水)または定員に達し次第 |
YMA & KCI キュレーターズ リレー・ギャラリートーク(ファッションとアート展)
日程 | 2017年4月28日、5月12日、19日、26日、6月9日 いずれも金曜日 |
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時間 | いずれも15時~15時40分 |
テーマ・担当 | ■2017年4月28日「横浜発のジャポニスム」沼田英子(横浜美術館主席学芸員) ■2017年5月12日「描かれた洋風ファッション」内山淳子(横浜美術館主任学芸員) ■2017年5月19日「KCIのドレス・コレクションについて」周防珠実(京都服飾文化研究財団キュレーター) ■2017年5月26日「ジュエリーの東西」長谷川珠緒(横浜美術館学芸員) ■2017年6月9日「文様にみる東西交流」坂本恭子(横浜美術館学芸員) |
会場 | 企画展展示室 |
参加費 | 無料(事前申込不要、当日有効の観覧券が必要) |
【ファッション展関連ワークショップ】 親子講座 いとじゅんさんとファッションショー!
展覧会をみて、アーティストのいとじゅんさんといっしょに紙で服をつくってみよう。フィナーレは美術館グランドギャラリーでファッションショー!
「ファッションとアート 麗しき東西交流」特設サイト
日程 | 2017年5月5日(金・祝) |
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時間 | 10時30分〜15時(昼休憩あり) |
会場 | 横浜美術館グランドギャラリー |
対象 | 小学校1~6年生と保護者 |
定員 | 20組[1組3名まで](抽選) |
参加費 | 親子2名で2,000円(お1人追加で+500円) |
申込方法 | (1) 申込フォーム (2) 往復はがき ※お申込みの際にお子さまの身長をご記入ください(材料準備のため) |
申込締切 | 2017年4月18日(火)(必着) |
伊東純子(いとう・じゅんこ)プロフィール
東京生まれ。2009年より、横浜市内にある京急高架下日ノ出スタジオを拠点とし、布や糸を使った作品を制作。オリジナルブランド「un:ten」(アンテン)を主催。



日本刺繍の魅力 鑑賞と創作体験(ファッションとアート展)
今回のワークショップでは、和装から洋装への変化のなかで継承された日本刺繍に着目し、展示作品の鑑賞と、当時の文様を取り上げ、専門的な道具を使用した日本刺繍の創作体験(約7cm×9cm)を行います。明治から昭和初期にかけてのファッションにみる、日本刺繍の魅力に迫ります。
日程 | 2017年5月21日(日) |
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時間 | 13時~16時 |
講師 | 岡田宣世(女子美術大学名誉教授/客員教授) |
会場 | 市民のアトリエ、企画展展示室 |
対象・定員 | 12歳以上・16名(事前申込、抽選) |
参加費 | 2,500円 |
申込方法 | (1)申込みフォーム (2)往復はがき |
申込締切 | 2017年5月1日(月) |

「日本刺繍の絹糸と金糸の光沢をお楽しみください」
■岡田 宣世(おかだ のぶよ)
1949年生まれ。'73年 女子美術短期大学専攻科刺繍修了。'95年 日本女子大学家政学部生活芸術学科卒。'81年 三軌会に出品を始める。受賞5回。'90年「 日本刺しゅう-今」展(横浜)。'95年 第15回日本画廊協会展(東京)。'98年 個展(東京)。三軌展審査員、評議員。'90年頃より染織遺品の修復に携わる。2009年より女子美術大学染織コレクションの調査・研究・教育的活用の実践。現在、女子美術大学名誉教授・客員教授、和洋女子大学家政学部服飾造形学類特任教授。日本刺繍・染織文化財修復を手掛ける。
特別資料展示:洋画への眼差しを辿る-秋田蘭画研究のさきがけ『日本洋画の曙光』
江戸中期、在来の伝統的な画材で本格的な洋画を描こうと試みた秋田の藩士・小田野直武(おだの・なおたけ)(1749-1780)や藩主・佐竹義敦(よしあつ)(号:曙山(しょざん)、1748-1785)らの絵画は、のちに「秋田蘭画」と呼ばれ、日本初の本格的な洋風画と考えられています。平賀源内に手ほどきを受けた小田野直武は、『解体新書』の挿絵も描きました。
『日本洋画の曙光』は、日本画家で「アララギ派」の歌人でもあった平福百穂(1877-1933)が、「秋田蘭画」を初めて歴史的に位置付け、体系的に跡付けた書物と評価されています。しかし、昭和5年(1930)岩波書店から大判画集として出版されたときはわずか限定300部の発行で、ここに展示しているのはそのうちの1部です。現在では所蔵不明の作品の図版も含まれ、「秋田蘭画」に関する貴重な資料となっています。
図版:本書「図版第二 佐竹曙山筆 唐鳥図」
会期 | 2017年3月24日(金)~7月23日(日) |
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時間 | 10時~18時 |
休室日 | 木曜日(ただし5月4日を除く)、5月8日(月) および特別整理期間 6月5日(月)~6月15日(木) |
料金 | 無料 |
場所 | 美術情報センター |
関連資料コーナー:集まれ! ファッションのテーマ展(ファッションとアート)
出品資料の一部(参考図版)
美術情報センターの蔵書は、現在、国内外の展覧会カタログが約6割を占め、6万8千冊以上に及びます。そこで、「ファッションとアート 麗しき東西交流」展に寄せて、その中からファッションをテーマに、国内で開催された展覧会カタログをまとめてご紹介します。
特に、服飾文化全体やモードの歴史を俯瞰したり、ある地域において発展した衣装に深く関わったりなど1970年代以降、ファッションを様々な角度から検証し、考察した展覧会28件を採りあげました。それらは身近な衣服や装身具が、いかに我々を魅了し続け、創造性豊かな世界を築いてきたかを教えてくれるでしょう。是非お手に取ってご覧ください。
会期 | 2017年4月15日(土)~7月31日(月) |
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時間 | 10時~18時 |
休室日 | 木曜日(ただし5月4日を除く)、5月8日(月)
および特別整理期間 6月5日(月)~6月15日(木) |
料金 | 無料 |
会場 | 美術情報センター |
ファッション展に寄せて、グランドギャラリーコンサート
2017年6月14日(水)13時30分より、横浜美術館グランドギャラリーにて、ギター奏者・大萩康司と小池郁江のフルートによるミニコンサート(無料)を開催します。
「ファッションとアート」展に寄せた特別プログラムです。展覧会と併せて、ギターとフルートの調べをお楽しみください。※曲目は当日発表いたします。
日程 | 2017年6月14日(水) |
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時間 | 13時30分~13時45分 |
会場 | 横浜美術館グランドギャラリー |
出演 | 大萩康司(ギター)、小池郁江(フルート) |
料金 | 無料 |
主催 | 横浜美術館、横浜みなとみらいホール |
なお同日15時より、横浜美術館レクチャーホールでは「横浜美術館で音楽会 大萩康司&小池郁江『ファッションとアート 麗しき東西交流』展に寄せて」(有料)を開催いたします。
展覧会とコンサート、異なるジャンルの芸術の交流をたっぷりとご堪能ください。
チケット・詳細はこちら

©ビクターエンタテインメント
宮崎県生まれ。高校卒業と同時に渡仏し、フランスのエコール・ノルマル音楽院、パリ・コンセルヴァトアール音楽院、イタリアのキジアーナ音楽院で学ぶ。
ハバナ国際ギター・コンクールにて第2位及び審査員特別賞を受賞。日本国内での活動に加え、欧米やアジアなど世界各地に活躍の幅を広げ、各地で熱狂的な支持を得ている。
これまでにビクターエンタテインメントより15枚のCDと2枚のDVDをリリースしており、『ASTOR PIAZZOLLA』(2012年)、『ノクターナル』(2013年)、『エル・アブラーソ』(2014年)、『天の三羽の鳥~ギターで聴く珠玉のフランス音楽~』(2016年)は、レコード芸術誌において特選盤に選出されている。
第6回ホテルオークラ賞、第18回出光音楽賞。洗足学園音楽大学客員教授。

東京芸術大学を首席で卒業、アカンサス賞を受賞。同大学院修士課程を修了。
アフィニス文化財団の海外研修員としてミュンヘンに留学。
日本管打楽器コンクール第1位・特別大賞。
霧島国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバルなどに出演。
現在、東京都交響楽団フルート奏者。東京芸術大学、桐朋学園大学、非常勤講師。