横浜美術館開館30周年記念国際シンポジウム
「アートでつなぐ人とみらい-美術館は何のため?そして誰のため?」

その他 講演会・シンポジウム

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撮影:笠木靖之

横浜美術館は2019年に開館30周年を迎えます。
横浜美術館が開館した1989年(平成元年)は、日本がバブル景気に湧き、文化大国になることを目指して、美術館建設がブームとなっていました。それから30年。少子高齢化の進む社会の変容は文化への希求、そして美術館活動に対する期待にも変化をもたらしています。

美術館は何のため、そして誰のために存続するのか?これからも美術館は必要とされるのか?これから変わるであろう市民社会を見据えて、美術館はどのような対応していくべきなのか?

本国際シンポジウムでは、横浜美術館が2021年度に大規模修繕に向けた休館に入り、改修を経て2023年度にリニューアルオープンすることを視野に入れ、これらの問いについて検討します。
概要

開催日時2019年6月8日(土)14時~17時
会場横浜美術館レクチャーホール
参加費無料
定員220名(要申込、先着順)
申込方法以下の申込フォームよりお申込ください。
*2019年4月12日(金)10時申込受付開始
申込フォームはこちら

*お申込1名様につき1つのメールアドレスが必要です。    
同じメールアドレスで複数名のお申込はできませんのでご注意ください。
*定員になり次第締め切ります。
言語日本語/英語 同時通訳あり
プログラム

14時~14時45分 
[基調講演] 
「美術館は何のため?そして誰のもの?これまでとこれから」
ティモシー・ラブ / フィラデルフィア美術館館長兼CEO(アメリカ) 
14時45分~15時休憩
15時~17時[パネルディスカッション] 
「アートでつなぐ人とみらい -美術館は何のため?そして誰のため?」 

  • 15時~15時10分
    問題提起  逢坂恵理子 / 横浜美術館館長

  • 15時10分~15時25分
    事例紹介①「インドネシアの場合」 アロン・シートー / ミュージアムMACAN (Modern and Contemporary Art in Nusantara)館長(インドネシア)

  • 15時25分~15時40分
    事例紹介②「香港の場合」 高橋瑞木 / センター・フォー・ヘリテージ・アーツ・アンド・テキスタイル (CHAT)共同ディレクター(香港)

  • 15時40分~16時40分
    討論「美術館は何のため?そして誰のため?」
    パネリスト: ティモシー・ラブ、アロン・シートー、高橋瑞木
    司会:逢坂恵理子

  • 16時40分~17時 質疑応答 / 総括
登壇者略歴

●ティモシー・ラブ|Timothy Rub
フィラデルフィア美術館CEO兼館長(アメリカ)
ニューヨーク大学で美術史の修士とキュレトリアル・スタディーズを修めた後にイェール大学でMBAを取得(1987年)。ダートマス大学フッド美術館館長(1991年-1999年)、シンシナティ美術館館長(2000年-2006年)、クリーブランド美術館館長(2006年-2009年)などアメリカの地方都市の美術館の館長を歴任。2009年にフィラデルフィア美術館の13代目館長に就任し、現在はフランク・ゲーリー氏による改修を指揮。建築史と近現代美術が専門。

●アロン・シートー|Aaron Seeto
ミュージアムMACAN (Modern and Contemporary Art in Nusantara)館長(インドネシア)
オーストラリア・シドニーのオルタナティブスペース4Aアジア現代美術センター(4A Centre for Contemporary Asian Art)のディレクターを8年務めたのちに、ブリスベンのクイーンズランド州立美術館|近代美術館(QAG|GOMA)の学芸マネージャーとなり、2015年に第8回アジア大洋州現代美術トリエンナーレ開催にかかわる。2016年より現職。2017年にミュージアムMACANを開館に導く。これまで現代美術関係の組織の改善向上にかかわるほか、アジアおよび大洋州のアーティストの展覧会を数多く手掛ける。

●高橋瑞木
センター・フォー・ヘリテージ・アーツ・アンド・テキスタイル(CHAT) 共同ディレクター(香港)
森美術館開設準備室(1999年-2003年)を経て、水戸芸術館現代美術センターで学芸員として、マンガ、映画、ファッション、建築、パフォーマンス、現代美術などの展覧会を数多く企画。2016年4月に香港に移り、センター・フォー・ヘリテージ・アーツ・アンド・テキスタイル(CHAT)の準備室に着任。2017年4月から現職に就き、2019年3月の開館をディレクターのひとりとして指揮。

●逢坂恵理子
横浜美術館館長
国際交流基金、ICA名古屋を経て、水戸芸術館現代美術センター主任学芸員(1994-1996年)、同センター芸術監督(1997年-2006年)、森美術館アーティスティック・ディレクター(2007年-2009年1月)を歴任し、2009年より現職。第3回アジア・パシフィック・トリエンナーレで日本部門コーキュレーター(1999年)、第49回ヴェニス・ビエンナーレで日本館コミッショナー(2001年)ほか、第4回(2011年)から第7回(2020年)の横浜トリエンナーレにかかわるなど、多くの現代美術国際展を手掛ける。