子どものアトリエ


子どものアトリエ


プログラムについて(2021年3月1日現在)

横浜美術館は、2021年3月1日(月)より、大規模改修工事のため全館休館いたします。
なお、休館中は横浜美術館 仮事務所に拠点を移し、今秋より一部のプログラムの再開を予定しております。
今後については、本ウェブサイトにてお知らせいたします。 

子どものアトリエは小学校6年生(12歳)までの子どもたちを対象とした創造の場です。「自分の目で見て、自分の手で触れ、自分でやってみること」を造形美術の基本と考え、子どもたちが自立心を育み、心身ともに健やかに成長してゆくことができるよう、遊びを通したさまざまな造形体験を提供しています。教育・社会と有機的に連関した、「子どもと美術」の拠点となることを目指しています。

ワークショップ

個人を対象とした造形プログラム。いろいろな素材や方法を紹介し、子どもたちが楽しみながら造形表現を身につけられる、さまざまなプログラムを開催しています。

教師のためのワークショップ

保育や初等教育にかかわる指導者を対象に、「幼児の育ちと造形」をテーマとした講座を開催しています。

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子どものアトリエ 運営理念

子どものアトリエは、「『美術館は大人が利用するもの』という常識を越え、子どもたちが美術に接し、体験的に学べる施設を提供し、子どもたちが自分の力で豊かに素直に成長していく手助けを行うことを目的として設置される」また学校教育との関連において、「学校ではでき得ない、また画一化されない形での体験を通して、生活全体に係わる関心を引きだすような活動が望ましい」という美術館設計条件研究会の報告書(1983年 [昭和58年] 4月9日)を受け設置され運営しています。
利用対象については、4歳から12歳までの幼児および児童を原則としていますが、現在、4歳以下の未就園児や中学校の養護学校にまでその利用が広がり、当初の計画とは若干違った展開をみせています。 日本では、明治初頭より、子どもの美術教育は学校で指導するという長い歴史が続いていますが、その目的は、義務教育全体の目的である「自立に必要な基礎的な能力の育成」にあります。子どものアトリエが行う描きつくり鑑賞する活動も、「芸術家の育成」ではなく、「自分の目で見て、自分の手で触れ、自分でする」という自意識の獲得に目的があり、それを楽しい活動として提供するのが私たちの仕事です。ゆえに子どものアトリエでは、美術的な教養として、子どもたちにいろいろな作品の作り方や作家を知ることを性急に求めることはしていません。むしろ、子どもたちの意志的な問題として、見たくなるような、知りたくなるような、コンディションづくりが大切であると考えています。
生涯を通した中で美術館との関わりを考えると、子どもたちはその入り口に立ったばかりです。子どものアトリエはその入り口の案内役として、子どもたちにとって美術館が楽しくかつ親しみのある場になるように、事業運営を心掛けなければならないと考えています。