子アト通信:インターンからの講座レポート わくわく日曜造形講座「見てつくってみよう!」後編

12月のわくわく日曜造形講座「見てつくってみよう」の後編は、インターンの及川さつきさんのレポートです。

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2020年12月13日 わくわく日曜造形講座「見てつくってみよう!」後編

わくわく日曜造形講座「見て作ってみよう!」の2日目は、前回子どもたちが紙粘土で作った「ホウボウ」の着彩です。

講座が始まる前に、私たちインターン生もホウボウを観察させてもらいました。実物を間近で観るのは初めてです。なんと、かわいい足があり、水の中を歩くそうです。

子どものアトリエでは、インターン生も活動のなかで一緒に体験して感じてみることをとても大事にしているそうです。今回、インターン生で絵の具の色サンプルも作成しました。

実際に絵の具を塗ってみると、紙粘土が色を吸い込むため、想像していた以上に色がペッタリとしていました。体験してみると、子どもたちと話をするときにも自分の言葉で伝えることができます。

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さて、講座が始まります。

「色はみたままの色を忠実に再現しなくても自分の表現したい色でいいよ。」と説明されると、前回の最初に作った紙粘土の玉に色を塗り、色味を確かめてから、おのおの作品に彩色していきます。

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同じモチーフを見ていても、それぞれ塗り方が違います。

「この間はヒレはもっときれいな青色だったの。」とスタッフに話しながら、ヒレを鮮やかな青に塗る子。

1週間冷凍されて眠っていたホウボウは、前回とは少し色が変わってしまったようで、その様子の違いにも敏感に気づいたようです。

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ホウボウの名前を言い当てたお魚博士は、今にも泳ぎだしそうな真っ赤な胴体にスカイブルーのヒレで迫力満点です。

「目のフチは、黄色いからね。」とホウボウを覗き込みながら黄色く目を縁取りしていきます。

丁寧に色を混ぜて、肌の色を再現していた男の子。口を体の色と同じ赤で塗ろうとしていたので、「口の中ね、面白いんだよ。見てごらん。」と一緒に口を開けると、「あっ、きれいなピンクだ!」とびっくりした様子で、すぐに淡いピンク色を作って塗り直していました。

子どもたちは自分で発見をしながら、楽しそうに色をつけていました。

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紙粘土の細工の際に開けた穴をうまく残して、上手に鱗の感じを表現しているお友だちもいます。

なぜかウツボを作っている子もいました。

一番最後までがんばっていたお友だちの作品が完成すると、思わずスタッフからも拍手が。満足そうに自分の作品を見つめていた姿はとても印象的でした。

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最後にドライヤーで乾かし、ラッカーでツヤを出して完成です。

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出来上がったホウボウは、形も色も一人として同じものはありません。

作品からは、子どもたちそれぞれが観察していた視点が見えてきて、「ものをどのように見て、感じ、表現したのか」ということを子どもたちの体験を通して一緒に学ぶことができました。

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最後に、参加したお友だち全員の作品をご紹介します。

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