「アトリエ訪問記(後半)」/「澄川喜一 そりとむくり」展

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次に、実際に作品が制作される現場、アトリエへお伺いしました。

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至る所に素材となる木材が!澄川先生は小さな木っ端も捨てずに大切に使っています。木に敬意を払っておられる先生の姿勢を感じました。

制作道具も見せていただきました。中には、手に馴染むよう先生ご自身が作られた道具も!

墨壺・かなづち・ノミ・のこぎりなど長年大切に使われてきたことがわかります。クレーンは大きな木材を運ぶのに使われるそうです。

先生がここにある道具を使い、一振り一振り木を削り出し、雄大な作品を作っていると思うと感慨深い気持ちになり、木と真摯に向き合っておられるのを強く感じました。

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今回、普段は公開していない彫刻館とアトリエを拝見する貴重な機会をいただきました。

作品からは、長い時間、寒暖を耐え抜いてきた木の生命力や鋭い一面、美しさ、そして優しさを窺い知ることができました。また、先生の優しさに満ちた柔らかなお人柄、木に対する姿勢、彫刻家としての熱い思いも伝わってきます。本展では木彫の他に、ブロンズ作品や素材にステンレス、石を用いた作品も出品されますのでお楽しみに。澄川先生の初期から最新作までが一堂に会する大規模個展!みなさまのご来場をお待ちしております。

「澄川喜一 そりとむくり」特設サイト

広報担当 梅澤のど佳

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