活動報告:1枚だけの版画「水彩モノタイプ」で作ろう!

b_mono_1.JPG

市民のアトリエでは、版画家の常田泰由(ときだ やすよし)さんを講師にお迎えし、6月23日、30日の二日間にわたって「1枚だけの版画『水彩モノタイプ』で作ろう!」Aコースを開催しました。

「モノタイプ」とは、版に直接描画したものをプレス機などで紙に刷りとる版画技法です。そのため、通常の版画のように複数刷ることができず、一枚(=モノ)しか刷ることができません。その分、絵画と版画の両方の魅力を合わせ持っています。
今回は「水彩モノタイプ」ということで、描画には水彩絵の具と水彩クレヨン、版には、表面を目立てた塩ビ板を用いました。

b_mono_2.JPG

初回6月23日は、まず色画用紙を自由にちぎるところからスタート。
様々な色の画用紙をレイアウトして、その上に塩ビ板をのせ、水彩絵の具で色画用紙のかたちを写しとり版をつくりました。
こうすることで、直接描くのとは一味違う自由なかたちの表現ができます。

b_mono_3.JPG

絵の具をよく乾かしてから、版の上に湿らせた紙を載せ、プレス機で刷り上げます。
2つ目以降は好きな題材に取り組みました。
そうして完成した皆さんの作品がこちら。

b_mono_4.JPG

水彩ならではの優しい色合いやにじみが活かされた作品が生まれました。

2回目6月30日は、前回よりも大きな版に挑戦です。

b_mono_5.JPG

前回を踏まえ、参加者の皆さんは描くモチーフを準備してきたり、数枚の版を組み合わせたりと様々に工夫されていました。

b_mono_6.JPG

プレス機で刷り上がる瞬間は版画の醍醐味ですね。

b_mono_7.JPG

b_mono_8.JPG

最後に完成した作品を並べて皆さんに感想をお聞きすると「もっとやりたい」という声ばかり!
水彩モノタイプという技法に触れることで皆さんの創作意欲が大いに刺激されたようです。

b_mono_9.JPG

大好評だったこのワークショップは9月にも開催を予定しています。

こちらでお申込みを受付けておりますので皆様のご応募をお待ちしております(申込締切8/29必着)。

(市民のアトリエ担当)

[1枚だけの版画「水彩モノタイプ」で作ろう!Aコース 実施 2019/6/23・30 日曜 全2回]