横浜美術館コレクション展について

横浜美術館は、これまで西洋画、日本画、日本洋画、版画、彫刻、写真、工芸、現代美術などさまざまな分野の作品を収蔵してきました。なかでもシュルレアリスムを中心とした西洋絵画や彫刻、横山大観(よこやま・たいかん)や下村観山(しもむら・かんざん)ら原三溪(はら・さんけい)とゆかりの深い日本画家の作品、銅版画家長谷川潔(はせがわ・きよし)のまとまった作品群や日本の木版画、そして草創期から現代までをたどることのできる体系的な写真コレクションなどに特色があります。収蔵総数は平成17年4月1日現在、約9,500点となっています。

横浜美術館コレクション展は、展示室1、2、3および写真展示室において、年度を通常3期に分けて収蔵作品を公開展示するものです。毎期とも展示スペースを4つから5つのセクションに分け、それぞれに展示テーマを設定して構成しています。