学校の先生・保護者の方へ

本展は、ドレスやきものなどのファッションと、工芸品や絵画などの美術に焦点を当て、19世紀後半から20世紀初頭の日本と西洋が、お互いの文化をどのように吸収し発展させたかを伝える展覧会です。
子どもたちが、当時の作り手たちの高度な技術と美意識に触れ、さらにドレスを身に着けたり工芸品を使ったりした人々の暮らしに思いを馳せることができる、貴重な機会になると思われます。本展の展示物を活用して、子どもたちの学習の深化にお役立てください。

1、鑑賞カード(ダウンロード形式)

授業やご家庭で利用できる「鑑賞カード」①②を用意しました。学校で児童や生徒に配布したり、拡大コピーをしてグループ・ワークにも活用することができます。先生や保護者の方に参考にしていただけるよう、作品の解説や鑑賞のポイントをまとめた「鑑賞の手引」も作成しました。以下よりダウンロードしてご利用ください。(対象:小学生以上)

鑑賞カード①②とも、「ファッションとアート 麗しき東西交流」展の展示室で、ワークシートとして活用することもできます。他の作品と共通する点や似ている点を探すことで、より深い鑑賞を促すことができるでしょう。

① 井村彦次郎商店 カップ&ソーサー

鑑賞カード 鑑賞の手引 授業のスライド等で使用したい方はこちら

② 楊洲 周延 ≪幻燈写心競 女史演説≫

鑑賞カード 鑑賞の手引 授業のスライド等で使用したい方はこちら

2、展覧会の鑑賞について

本物の作品は、図版では得られない感動を与えてくれます。作品との出会いは、子どもたちの人生を豊かにすることでしょう。この機会に、美術館に行く楽しさを知ってもらいたいと考えております。小学生は無料、中学生は600円(20名以上の団体は500円、要事前予約)、毎週土曜日は中学生・高校生も無料です(要生徒手帳、学生証)。

横浜市内の学校で教職員が児童・生徒を引率しての観覧は減免対象になりますのでご活用ください。事前にお電話での申し込みをお願いいたします。