メアリー・カサット展

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メアリー・カサット《眠たい子どもを沐浴させる母親》(部分) 1880年 
油彩・カンヴァス、ロサンゼルス郡立美術館蔵 Digital Image©2015 Museum Associates / LACMA. Licensed by Art Resource, NY

「メアリー・カサット展」特設サイト

展覧会概要

メアリー・カサット(1844-1926)は、米国ペンシルヴェニア州ピッツバーグ郊外の裕福な家庭に生まれました。画家を志し、21歳のときに父親の反対を押し切ってパリに渡りました。古典絵画の研究から出発し、やがて新しい絵画表現を模索するなかでエドガー・ドガと運命的な出会いをとげ、印象派展への参加を決意します。カサットは、印象派から学んだ軽やかな筆遣いと明るい色彩で家庭の情景を描き、独自の画風を確立していきました。特に母子を温かい眼差しで捉えた作品は人々の共感を呼び、カサットの名を不朽のものとしています。晩年には、その業績に対しフランス政府からレジオン・ドヌール勲章が授与されました。女性の職業画家がまだ少なかった時代に、さまざまな困難を乗り越えて意志を貫いたカサットの、力強くエレガントな生き様は、現代の私たちにも勇気を与えてくれるでしょう。  

本展では、カサットの油彩画やパステル画、版画の代表作に加え、エドガー・ドガ、ベルト・モリゾなど交流のあった画家たちの作品、画家が愛した日本の浮世絵版画や屏風絵なども併せて約100点を展観し、初期から晩年にいたるまでのカサットの画業の全貌を紹介します。日本では35年ぶりの待望の回顧展となる本展は、愛にあふれるカサット芸術の真髄に触れる貴重な機会です。 

基本情報

会期2016年6月25日(土)~9月11日(日)
休館日木曜日 ※ただし2016年8月11日(木・祝)は開館             
開館時間10時~18時(入館は17時30分まで) 
※夜間開館:2016年9月2日(金)は20時30分まで開館(入館は20時まで)   
主催横浜美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社 
後援
横浜市
助成 駐日アメリカ合衆国大使館、テラ・アメリカ美術基金 
協賛         大日本印刷
協力          全日本空輸、日本貨物航空、横浜高速鉄道株式会社、横浜ケーブルビジョン、
FMヨコハマ、首都高速道路株式会社 

観覧料

先行ペア券2,400円
*1セット2枚で2,400円
*販売期間:2016年2月26日(金)から4月4日(月)
一般1,600円(前売・団体 1,400円)
大学・高校生1,100円(前売・団体 900円)
中学生600円(前売・団体 400円)
小学生以下無料
65歳以上      1,500円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)            

※前売券販売期間は、2016年4月5日(火)から6月24日(金)
※団体は有料20名以上(要事前予約)
※毎週土曜日は、高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
※観覧当日に限り「メアリー・カサット展」観覧券で「横浜美術館コレクション展」も観覧可 

関連イベント

開催記念トークイベント(メアリー・カサット展)

日程
2016年3月9日(水)
時間14時~15時30分(受付時間:13時30分)
内容記者発表会 
トークイベント:[ゲスト]江國香織
        [聞き手]横浜美術館主席学芸員 沼田英子
会場横浜美術館レクチャーホール
参加費無料 
定員200名 ※要事前申込、応募多数の場合は抽選 
申込方法※最大2名様まで申込可。
官製はがきに
(1)氏名、(2)同行者の氏名(2名様でお申込みの場合)、(3)代表者の住所、
(4)代表者のメールアドレス、(5)代表者の電話番号、を明記し下記へ郵送ください。

〒150-8088
東京都渋谷郵便局 ユース・プラニングセンター
「メアリー・カサット展」広報事務局
問合せTEL: 03-6828-8708

締切:2016年2月15日(月)必着
注意事項      本イベントは、「メアリー・カサット展」記者発表会も兼ねており、
報道関係者による撮影などが行われます。予めご了承ください。
ご応募いただいた個人情報は、抽選結果のお知らせに使用いたします。


記念講演会(メアリー・カサット展)

日程
2016年6月25日(土)
時間
14時~15時30分 ※13時30分開場 
テーマ
国際的な印象派の画家、メアリー・カサットの生涯と作品 
講師
パメラ・イヴィンスキー(美術史家/カサット研究者)
会場
横浜美術館レクチャーホール
定員・申込み
240名、事前申込不要 ※当日12時より、レクチャーホール前で整理券を配布します。
入場料
無料

シンポジウム(メアリー・カサット展)

日程
2016年7月31日(日)
時間
13時30分~17時 ※13時開場  
テーマ
印象派の広がり
講師
基調講演講師  :ナンシー・モウル・マシューズ(美術史家/カサット研究者)
パネリスト   :三浦篤(東京大学大学院総合文化研究科教授)
         籾山昌夫(神奈川県立近代美術館主任学芸員)
         池田祐子(京都国立近代美術館主任研究員)
コーディネーター:沼田英子(横浜美術館主席学芸員/本展企画者)
 詳細はこちら [370KB]    
会場
横浜美術館レクチャーホール
定員・申込み
240名、事前申込不要 ※当日12時より、レクチャーホール前で整理券を配布します。
入場料
無料

学芸員によるギャラリートーク(メアリー・カサット展)

日程①2016年7月8日(金)、8月5日(金)
②2016年9月2日(金)
時間①15時~15時30分 
②18時~18時30分
会場メアリー・カサット展展示室
参加費無料(事前申込不要、当日有効の本展観覧券が必要)           

夜の美術館でアートクルーズ(メアリー・カサット展)

閉館後の美術館を参加者だけで独占できる特別な鑑賞会です。
学芸員の解説を聴きながらゆったりと作品を巡る、贅沢な時間をお楽しみください。
(学芸員の解説には移動型のスピーカーを用います。音声機器を装着するのが苦手な方も、お気軽にご参加ください。)

日程①2016年7月13日(水) 受付:2016年6月11日(土)10時より
②2016年8月27日(土) 受付:2016年7月23日(土)10時より  
時間19時~21時
※受付:18時30分~、横浜美術館 グランドギャラリー
※プログラムの進行状況により、多少終了時間が遅くなる場合がございます。予めご了承ください。 
会場「メアリー・カサット展」展示室 
解説沼田英子(横浜美術館 主席学芸員)
※都合により解説担当学芸員が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
対象・定員18歳以上 ①②各60名(先着)
参加費3,500円(税込)
申込方法こちらの申込フォームからお申込みのうえ、当日受付にて参加費3,500円を現金でお支払いください。
①2016年7月13日(水) 受付:2016年6月11日(土)10時より
 専用受付フォーム こちら  ※終了しました   
②2016年8月27日(土) 受付:2016年7月23日(土)10時より
 専用受付フォーム こちら ※終了しました。

※お申込み1名様につき1つのメールアドレスが必要です。
 同じメールアドレスで複数名お申込みいただいた場合、1名分のお申込みとしてカウントされますのでご注意ください。 
申込締切①2016年7月8日(金)または定員に達し次第
②2016年8月19日(金)または定員に達し次第

油絵にトライ! 身近な人を描く(メアリー・カサット展)

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講師作品

■講師: 一色 映理子(画家)

メアリー・カサットの作品には母子など身近な人々を描いたものが多くみられます。今回のワークショップでは、カサットのように“身近な人”を描いてみましょう。講師のアドバイスを受けながら描きたい“身近な人”の写真をお持ちいただき、それを参考に油絵を仕上げていきます。道具や材料は美術館でご用意しますので、どなたでも気軽にご参加いただけます。また、ワークショップ初日には、本展担当学芸員が展示作品について様々なエピソードを交えながらカサット作品の魅力をご紹介します。
※使用するキャンバスはF4号(33.3×24.2㎝)サイズです。

コース番号・日程 2016年7月2日(土)、16日(土)、23日(土)、30日(土) 【土曜、全4回】
時間14時~16時30分
対象
12歳以上
定員15名
参加費14,000円 ※材料費含む。
申込み方法(1)申込みフォーム
(2)往復はがき
申込締切2016年6月13日(月) 受付終了

講師:一色 映理子(いっしき えりこ)
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1981年生まれ。2006年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了。'04年 同大学卒業制作三雲祥之助賞。'06年 同大学修了制作優秀賞。'07年 第22回ホルベインスカラシップ奨学生。'12年 シェル美術賞木ノ下智恵子審査員賞。国内で個展やグループ展で多数発表。現在、武蔵野美術大学共通絵画研究室非常勤講師。

講師より

「身近な存在」と聞かれて思い浮かぶのは誰ですか。当たり前の存在、かけがえのない存在、心の中にいつもいる存在…。それは家族、友人、恋人、仲間、故人、恩師、ペット等々と過ごした「時間」が皆さんの心に深く刻まれているから思い浮かぶのではないでしょうか。そこにある記憶には目には見えないけれど確かに感じた「愛」が存在していたと思います。今回は写真を使用しながら油絵で身近な存在を描きます。写真は時間の記録であり、記憶のワンシーンでもあります。その「記憶」に触れながら描き、身近な存在との関係を通して、自分自身の「今」と「心」を見つめる機会や心温まる楽しい時間にしていただければ幸いです。

デモンストレーション 銅版画 カラーエッチングの刷り(メアリー・カサット展)

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《沐浴する女性》1890-91年
ブリンマー・カレッジ蔵
Courtesy of Bryn Mawr College

メアリー・カサット展に出品される《沐浴する女性》にも用いられている、カラーエッチング(多色刷り銅版画)の刷りを、当館エデュケーター(教育普及スタッフ)が小さなプレス機を使ってご紹介します。また、なかなか触れる機会のない版や道具などもお手にとってご覧いただけます。
見学自由、展覧会とあわせてお楽しみください! 
日程7月24日(日)、8月7日(日)、8月21日(日)         
時間各日10時30分~12時、13時30分~15時
会場グランドギャラリー
参加費無料(事前申込不要)

メアリー・カサット展連動企画 特別資料展示「パリ万博と紹介された日本」、関連資料コーナー

展示資料より
〔特別資料展示〕
1865年パリに渡ったメアリー・カサットは、浮世絵を収集して研究した成果を自身の絵画制作に活かしたことが知られています。
19世紀後半は、大規模な万国博覧会(万博)が、パリやロンドンを中心に多く開催されるようになった時代で、1878年第3回パリ万博では日本の美術工芸品が注目され、ジャポニスム熱が高まりました。
この資料展示では、エミール・ギメとフェリックス・レガメによる1878年刊行の『日本散策』、同年第3回パリ万博や1889年第4回パリ万博を記録する図書資料など、パリ万博と海外に紹介された日本について、その一端を窺い知ることのできる美術情報センター所蔵資料、7件10点をご紹介します。
関連資料コーナーの様子
〔関連資料コーナー〕
関連資料コーナーでは、35年前のカサット展の展覧会カタログをご覧いただくほか、アメリカの主要美術館コレクションに着目し、それらの美術館から印象派作品が日本に紹介された展覧会カタログ16冊をご紹介します。
ぜひお手に取ってご覧ください。
会期2016年7月12日(火)~9月28日(水)
時間10時~18時
休室日木曜日(8月11日は開館)、9月19日(月)~23日(金)
料金無料
場所美術情報センター

「メアリー・カサット展」とあわせて、どうぞお楽しみください。
「メアリー・カサット展」についてはこちら

ざわざわ森のがんこちゃんがやってきた!親子で楽しむ「メアリー・カサット展」

ざわざわ森のがんこちゃんと一緒に、親子で美術展の楽しみ方を学び、絵画を鑑賞するイベントです。

日程2016年8月18日(木)
時間①1回目:13時~14時30分(開場は12時30分)     
②2回目:15時30分~17時(開場は15時) 
会場横浜美術館
内容■がんこちゃん×館長さんトークショー
美術展の楽しみ方や「メアリー・カサット展」の見どころについて、がんこちゃんと一緒に横浜美術館の館長さんのお話を聞きます。
[出演]ざわざわ森のがんこちゃん
   (NHKEテレキャラクター・小学1年生の元気な恐竜の女の子)       
    逢坂恵理子(横浜美術館 館長)ほか         
[司会]NHK横浜放送局アナウンサー 

■親子で一緒に絵画鑑賞
美術館の学芸員やエデュケーターとお話ししながら展覧会場で作品を鑑賞します。
※親子での自由鑑賞時間もあります。           
対象年中~小学1年生の子どもおよびその保護者
料金無料(応募多数の場合は抽選)
申込方法以下のサイトより詳細を確認のうえ、お申込ください。
詳細(NHK横浜放送局)
主催NHK横浜放送局、横浜美術館
お問合NHK横浜放送局
電話045-212-2822(平日・月~金 9時30分~18時)
ホームページ