生誕140年記念 下村観山展

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展覧会概要

下村観山(しもむらかんざん)[明治6年(1873)〜昭和5年(1930)]は、紀州徳川家に代々仕える能楽師の家に生まれました。幼い頃から狩野芳崖(かのうほうがい)や橋本雅邦(はしもとがほう)に師事して狩野派の描法を身につけ、明治22年(1889)に東京美術学校に第1期生として入学し、同期の横山大観や1年後輩の菱田春草(ひしだしゅんそう)らとともに、校長の岡倉天心(おかくらてんしん)の薫陶を受けました。卒業後は同校の助教授となりますが、天心を排斥する美術学校騒動を機に辞職、日本美術院の創立に参画し、その後は日本美術院を代表する画家の一人として、新しい絵画の創造に力を尽くしたことで知られます。大正2年(1913)には実業家・原三溪(はらさんけい)の招きにより、横浜の本牧に終(つい)の棲家(すみか)となる居を構えた、横浜ゆかりの画家でもあります。

狩野派の厳格な様式に基礎を置きながら、やまと絵の流麗な線描と色彩を熱心に研究し、さらにイギリス留学および欧州巡見による西洋画研究の成果を加味し、気品ある独自の穏やかな画風を確立した観山。本展では生誕140年を記念し、十代の狩野派修行期から、円熟した画技を示した再興日本美術院時代まで、代表作を含む・資料約150件(展示替えあり)により、画業の全容を紹介します。

関連イベント

記念講演会 「下村観山の見どころ」

日程2014年1月11日(土曜) 
時間14時~15時30分(開場13時30分)
講師木下長宏氏(美術史家)
会場横浜美術館レクチャーホール(定員240名、聴講無料)

 ※当日12時00分より総合案内にて整理券を配布

学芸員によるギャラリートーク

日程①2013年12月20日(金曜)  ②2014年1月31日(金曜)
時間15時00分~15時30分

※参加無料・申込不要(当日有効の本展観覧券が必要)

創作&鑑賞ワークショップ「日本画を体感する―下村観山の世界」

日程2013年12月15日(日)
時間10時30分~15時30分(昼休含む)
講師藤井聡子氏(日本画家)
定員12歳以上・16名
会場横浜美術館市民のアトリエ、企画展展示室
参加費 3,800円(他日使用可能な鑑賞券付)

※事前申込・抽選(2013年11月25日、必着締切)

わくわく日曜鑑賞講座「下村観山の≪小倉山≫をみよう」

日程2014年1月13日(月曜・祝日) 
時間10時~12時
定員小学生1~6年生と保護者、20組                       
参加費親子2名で1,000円(おひとり様追加で+500円)

※事前申込、抽選(2014年1月6日必着締切)

夜の美術館でアートクルーズ

日程①2013年12月18日(水曜)  ②2014年1月25日(土曜)
時間いずれも19時~20時45分
講師展覧会担当学芸員
対象・定員18歳以上・各回30名   ※事前申込・抽選
参加費おひとり3,000円

クラシック・ヨコハマ連携ミュージアムコンサート「岡倉天心とオペラ」

11月~12月にかけて横浜市内各所で展開する「クラシック・ヨコハマ2013」と連携し、「下村観山展」とその師・岡倉天心にちなんだプログラムでコンサートを開催します。