マックス・エルンストに学ぶ コラージュ作品集のつくり方(複製技術と美術家たち展)

企画展 市民のアトリエ ワークショップ

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■講師:中村 尚明(当館主任学芸員)
 実技指導:市民のアトリエ・エデュケーター

4月23日から始まる展覧会「複製技術と美術家たち」は、ピカソからウォーホルに至る20世紀の美術家たちが、写真を含む複製技術の普及によって誰もが絵葉書や挿絵を通して手近に美術作品を鑑賞できるようになった時代を、どのように受け止め、作品に反映していったのかを紹介する企画です。シュルレアリスムの画家マックス・エルンストは、印刷物の挿絵を切り貼りしたコラージュを写真に撮り、それを印刷して出版することを思いつきました。彼は優れた絵描きであったにもかかわらず、着想から完成まで「複製技術」を利用することで、自分ではほとんど一筆も加えることなく、「複製されることで完成する作品」を構想したのです。この講座では本展出品作を参考に、エルンストの制作手順を現代風にアレンジした方法で、複製技術時代の美術家の仕事を追体験し、その意義を理解することを目指します。初めに写真挿絵からコラージュを作り、それを写真撮影してエルンストの時代に近いフォトメカニックな方法で製版し、版画プレス機で刷って作品をつくります。次に参加者の作品をもとに富士ゼロックスの最新デジタルカラー印刷機によって印刷・製本し、作品集にまとめます。途中、「複製技術と美術家たち」展で様々な作例を鑑賞します。
協力:富士ゼロックス株式会社
日程2016年5月15日(日)、22日(日)、29日(日)【日曜、全3回】
時間1 回目:13時~16時30分(講義、コラージュ制作)
2 回目:A班 10時30分~13時
    B班 14時30分~17時(写真製版 午前と午後2班に分かれて制作します)
3 回目:13時~15時(作品集受けとり、デジタル印刷見学、まとめ)
会場市民のアトリエ、企画展展示室、富士ゼロックスお客様価値創造センター
対象
12歳以上
定員16名
参加費3,000円(会期中に使える観覧券付)
申込方法(1)申込みフォーム
(2)往復はがき
申込締切2016年4月18日(月) 受付終了