個人の造形プログラムアーカイブ

    子アト通信:子どものアトリエWEBギャラリー 「立体人間をつくろう」

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    ただいま夏休みの真っ最中!

    子どものアトリエでは、夏休みの期間中、学校のためのプログラムがお休みになり、しばらく幼稚園・保育園や小学校の先生方への研修プログラムが続いていました。

    いまようやく少し落ち着いたところなので、2016年度前半の講座を振り返り、子どもたちのすてきな作品をご紹介したいと思います。

    題して「子どものアトリエWEBギャラリー」!

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    まず最初は、4月に小学校高学年の子どもたちを対象に行われた、わくわく日曜造形講座「立体人間をつくろう」の作品です。

    子どもたちは、3日間かけて針金で骨組みをつくり、紙粘土で肉付けし、最後に着色して完成させました。

    それぞれの作品に、その子の興味や、身近なものへの愛着が感じとれるものばかりです。

    ポーズもそれぞれに工夫して、日常の一瞬を切り取ったような、14人の立体人間をどうぞご覧ください!

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    講座情報

    • 講座名 わくわく日曜造形講座「立体人間をつくろう」
    • 開催日 2016年4月10日、17日、24日 全3回
    • 参加者 小学校4・5・6年生 15人

    子アト通信:講座レポート「クリスマス飾りをつくろう」 

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    もうすぐクリスマスですね!
    子どものアトリエではクリスマスの前に、年長さんの子ども達とクリスマスツリーをつくる講座を行いました。

    土台に使う素材は発泡スチロール。熱線で溶かして切るスチロールカッターを使います。もちろん、はじめて使う子どもたちばかりです。
    「今日はこれを使うよ」というと、目を輝かせる子もいれば、すこし尻込みするような目で見ている子もいます。
     
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    「お兄さん、お姉さんになるためには、はじめてのことにも挑戦して、いろいろな道具を使う練習をしなくっちゃね」
    まずは練習。まっすぐ切ったり、グニャグニャの形に切り取ってみたり、やけどをせずにたくさん手を動かすことから始めます。
    切ることに慣れたあとで、ようやく本番のツリーの形を切りました。
     
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    ツリーの形が出来上がったら、どんな色に塗るかを決めます。
    もみの木らしい緑以外でも、「自分はこれがいい!」と思った色が、その子のツリーの色です。
    丁寧に塗るコツをちょっとだけ教えたら、色塗りスタート。
    子どもたちが集中して取り組んでいる様子が伺えますね。
    ピンクのツリーや、全部の面を違う色で塗り分けた子もいて、とってもカラフルなツリーになりました。

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    最終日はお楽しみの飾り付け。
    モールなどの素材を組み合わせて、それぞれに工夫を凝らしたツリーの完成です!

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    楽しいクリスマスを過ごせますように。

    子アト通信:講座レポート「ジオラマアート」

    ―45cm×30cmのそれぞれの世界―

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    子どものアトリエから久しぶりの講座レポートです。

    この写真は8月の夏休み造形講座「ジオラマアート」で6年生の男の子が制作した作品です。風力発電の風車や、太陽光線を利用したソーラーパネルが見えます。川の水を飲みに集まって来た動物たちもいます。爽やかな風が感じられる作品ですね。この講座では、23人の高学年のお友だちが、45cm×30cmの発泡スチロール板を土台にして、自分の想像した風景模型を制作しました。

    "風景"といってもとらえ方はさまざまで、日常を切り取ったようなリアルな風景のほかに、現実にはありえない景色など、みなそれぞれに空想の翼をはばたかせて取り組んでいました。なかには大人の度肝を抜くようなアイディアもあり、その自由さには驚きの連続でした。私たち大人は技術的なことは教えられますが、アイディアの面では、子どもたちに教えられることがたくさんありました。例えばこんな作品がありました。

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    ジャックと豆の木の先端部分。雲の上です。

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    月面の家。家の前の小川をよく見ると...

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    星をすくう網がありました。

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    卓上の風景。冷やっこ。割りばし、しょうゆビン、ネギもあります。実はこれ、家だそうです。豆腐の左下にドアが。

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    化学の実験中、左はビーカーで、右はフレスコです。何かが飛び散り、テーブルには薬品がこぼれているそうです。


    さて、イメージは自由にできても、作ることとなると別問題。好きなところから着手するのでは完成しません。どのお友だちも最初はどう作って良いのかわからず手さぐりの連続でした。わからないことはスタッフに相談しながら、粘り強く作る順番を考え、ひとつひとつのパーツをきちんとつくる、道具が使えなかったら練習して取り組むなど、慣れない作業に苦労しながら、一人ひとりがイメージをかたちに変えてゆきました。
      
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    それでは全員の力作をご覧ください!

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    試行錯誤の連続で、大変な3日間だったと思いますが、でき上がった時のみんなの満足そうな顔は忘れられません。参加してくれたお友だちは、これから何かに取り組むとき、きっとこの経験を活かしてくれることでしょう。

    子アト通信:2015年度版ピコラガイドができました!

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    おまたせしました!
    2015年4月から2016年3月までの子どものアトリエの講座予定を掲載した「ピコラガイド」ができました。

    「ピコラガイド」は、子どものアトリエが発行しているパンフレット。

    子どものアトリエで行われる個人向け講座をご案内しています。

    日曜日の午後を中心に、夏休み中や祝日に開催する楽しい講座をたくさん企画しているので、興味のあるお友だちはぜひ応募してくださいね。

    ピコラガイドは子どものアトリエはもちろん、横浜美術館内で配布しているほか、ホームページでも同じ内容がご覧いただけます。
    ご応募、お待ちしています!


    ピコラガイド(ダウンロード・PDF3.2MB)
    講座内容はこちらからもご覧いただけます

    子アト通信:講座レポート「透けるえのぐでかこう」

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    外はすっかり冬の装い。子どものアトリエに遊びに来る子どもたちは寒さにも負けず、毎日元気いっぱいです。
    今回の子アト通信では、11月に幼稚園・保育園の年長さんを対象に行われた「透けるえのぐでかこう」の様子をご紹介します。

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    ▲鉛筆やペンで描く線とは一味違う、なんとも味のある線ですね。

    透明なアクリルの板にチューブからえのぐを絞り出すことで描くこの作品。
    えのぐが乾くとステンドグラスのような作品に仕上がります。光にかざすときらきらしてとてもきれい!
    子どもたちも自分たちが描いた絵がきらきら透明に変身する様子に大喜び。
    クリスマスツリーの下でプレゼントを受け取る自分、サッカー選手、かわいい動物たち...
    みんなの夢がたくさん詰まった、素敵な作品ができました。

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    ▲えのぐを絞り出すのにも意外と力が必要です。子どもたちも真剣な表情!

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    こちらはクリスマスリース。
    まあるく穴の開いたリースの真ん中には、みんなが透けるえのぐで描いた小さな絵が飾られています。
    色とりどりのシールでデコレーションして、完成!
    お家のドアや窓に飾ったら、サンタさんへの目印になりそうですね。

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    メリークリスマス!よいお年を!

    講座レポート「夏休み造形講座」

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    心も身体も自然に動き出す、子アトの夏休み!

    だんだんと秋の気配が近づいてきましたね。
    今回はこの夏に行われた「夏休み造形講座」の様子をお届けします。

    ★「ダンスクラブ」
    7月後半に開催された「ダンスクラブ」。幼稚園、保育園の年長さんが集まりました。
    初日は恥ずかしがっていたお友だちも、2日目、3日目になると大きな声であいさつができたり、自分で考えたダンスを披露してくれたり。
    普段の造形講座とは一味違い、今回の素材は"自分自身"。身体を使って表現することの楽しさ、リズムに合わせて動くうちに自然と発見できたみたいですね。
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    身体全体をめいいっぱい使ってダンス!最後は、自分で考えた決めポーズ!ばっちり決まったね。
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    先生の動きに合わせて踊れるかな?

    ★「発泡スチロールアート」
    8月最初の講座は1・2・3年生が対象の「発泡スチロールアート」です。
    自分で考えた"設計図"をもとに発泡スチロールを切り取り、組みあわせます。
    絵の具で色を塗れば完成!中には自分と同じくらいの大きさのものも!
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    はじめて使うスチロールカッターにみんな緊張気味?子アトスタッフのお兄さんやお姉さんも手伝ってくれましたよ。

    みんなの作品はこちら!
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    ★「モザイクアート」
    夏休み最後の講座は4・5・6年生対象の「モザイクアート」です。
    色とりどりのタイルを使いたい大きさに割り、自分の考えた絵柄に沿って貼り付け、隙間に目地材(セメント)を流します。
    とても細かく根気のいる作業ですが、みんな一生懸命に取り組みました。
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    真剣な表情の子どもたち。この夏の思い出を作品にしたお友だちもいます。

    みんなの作品はこちら!
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    3つの「夏休み造形講座」、それぞれで難しいこと、楽しいこと、たくさん経験しましたね。
    講座が終わるころにはちょっとお兄さんお姉さんの顔をしてたかも?
    みんなの夏休みの思い出の1ページに子アトでの体験がしっかりと刻まれたはずです。
    新学期も楽しい毎日を送ってくださいね!

    講座レポート「紙粘土で見て、つくろう」

    ―ほんものを見ながら、つくったよ。―

    今回は小学校1年から3年生のお友だちを対象に開催した、わくわく日曜造形講座「紙粘土で見て、つくろう」の様子をご紹介します。
    野菜や果物、魚を真剣に観察する姿はまるで彫刻家のようです。
    いったいどんな作品ができたのかさっそくみてみましょう!

    1日目は野菜やくだものを作りました。
    まず初めに、植物が大きくふくらんで育っていくイメージをつかむために「ぐるぐるお絵かき」をしました。

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    ぐるぐる、ぐるぐる、大きくなあれ!

    立体感を感じることができたら、次は心棒づくりです。針金に新聞紙を巻いて、さらにシュロ縄で固定していきます。
    これが作品の“骨”となります。

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    心棒が出来たらついに紙粘土の出番です!とっても気持ちいい手触りだね。

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    なんだか貫禄(かんろく)がでてきたみたい…!?

    気になる野菜の完成品は一番最後にご紹介します!

    2日目と3日目は魚やカニをつくりました。
    間近で見るお魚たちに子どもたちもおどろきの連続!

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    きゃ~カニが動いた~!

    もちろん、魚もカニも心棒づくりからはじめ、だんだんと紙粘土で肉付けしていきます。

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    色つけもとっても真剣!みんなしっかり観察しています。
    「ここのヒレ、先がちょっとだけ黒いんだよ!」と教えてくれたりしました。

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    そしてできた作品が…

    じゃーーん!!
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    まるで海の中みたいだね。

    野菜もほら!こんなにどっしりとできました。
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    2013年、みんなはどんな1年をすごしたのかな?
    これからもつくる喜びを忘れないでね。
    2014年も子どものアトリエをよろしくおねがいいたします!

    講座レポート「夏休み造形講座」

    -元気いっぱい夏休み-

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    今にも声が聞こえてきそう!

    夏休み期間中の造形講座や親子のフリーゾーンがすべておわり、今はなんだかひっそりとした子どものアトリエ。今回はこの夏の講座をレポートします。
    7月の後半、「教師のためのワークショップ」が終わった翌日から元気いっぱいの「ダンスクラブ」がスタートしました。この講座に集まった年長さんは、身体を動かすことが大好きな子、少し苦手な子、恥ずかしがり屋な子、みんなそれぞれだけどとっても元気な男の子と女の子。初めは体をほぐして、楽しむためにストレッチやじゃんけん大会などをしました。

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    上の写真は子どものアトリエ特製(とくせい)のビッグサークル!(円形の大きな布)スケスケの布の中に入って寝転んだり、風を起こして遊びました。子どもたちも「大きいお花の中にいるみたい!」と大喜び。

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    後半は、みんなで考えた振り付けを曲に合わせて踊りました。曲の最後は自分の好きな決めポーズ。バッチリ決まって満足そうでした。

    8月に入ると小学校低学年のお友だちが「モザイクアート」、高学年のお友だちが「ジグソーパズルをつくろう」に挑戦(ちょうせん)しました。どちらもまずタイルを貼ったり、ピースを切る前に下絵やパズルの分割(ぶんかつ)を考えてから板に写していく、などいろいろな工程(こうてい)があります。やりたいところからやるのではなく、計画的に作品作りを進めることがとても大切です。

    ▼こちらは「モザイクアート」の様子

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    タイルを貼る作業はとっても根気がいる作業です。みんな熱が出てしまうんじゃないかと心配になるくらい、真剣に黙々とやっています。全て絵柄にそって貼れたら、目地にセメントを流してふき取ると完成です!

    ▼「ジグソーパズルをつくろう」の様子

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    板は「ジグソー」という機械(きかい)で切っていきます。ふざけているとけがをするのでみんな慎重(しんちょう)です。ピースを切り離したら、下地をぬり、やっと色をつけることができます。描きたいものの形や色はきちんと計画してから下絵にし、色作りも工夫してこだわっていたところにとても感心しました。

    じゃーん!一部になりますが、こちらが完成作品です。 今頃はみんな作品をお家に飾ったり、ジグソーパズルで遊んでくれているかな。見るたびに、夏休みにアトリエでがんばって作ったことや大変だったこと、嬉しかったこと、思い出してほしいなあと思います。

    ▼モザイクアート 作品

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    ▼ジグソーパズル 作品

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    講座レポート「油絵クラブ」

    ―絵を描いて自分と向きあったよ―

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    じっくり見て描くうちに生きている鳥のように…

    今年も、5月と6月に「油絵クラブ」を開催しました。今回の子アト通信は「油絵クラブ」の講師を務めてくださった石井健先生に講座のねらいや指導の感想を書いていただきました。


    油絵の具とは、色の粉を植物の油で練った物です。水彩絵の具にくらべて、練りの具合が固いのと、絵の具を薄めたり、筆を洗ったりするのに専用の油を使うのが特徴です。それと、乾くとしっかり固まるので、色の重なりを楽しんだり、絵の表面に筆あとを残したり、専用のナイフを使って絵の具を盛り上げたりすることができます。今回の「油絵クラブ」では、高学年のお友だちを対象にして、全6回で、F0号サイズ(180×140mm)とF8号サイズ(455×380mm)の計2枚の絵を制作しました。

    この講座で特にお話したのは、「モチーフ(静物)をじっくり見て、丁寧に描こう」ということでした。目の前のモチーフが、たとえ見なれたものであっても、知っているつもり、分かっているつもりになって、思い込みで描いてはいけません。じっくり観察して、本当はどうなっているのか、それをどうやって色やかたちに表すのか考え、自分の心としっかり向き合うことが大切なのです。そのことが、今回、一番大切なチャレンジだったと言えるでしょう。みんな、本物そっくりの色をつくったり、何度も塗り直したり、かたちを整えたりしながら、一生懸命に描いていました。完成した時の「やり切った」という表情は、とても素敵でしたよ。力作ぞろいです。どうぞご覧ください。

    油絵クラブ講師 石井 健


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    プロフィール
    石井 健 (いしい けん)
    横浜市出身。横浜美術館子どものアトリエスタッフ、江戸川区ルンビニー学園造形講師を経て
    現在は、自身の造形教室(戸塚)、保育園や幼稚園での造形講師、駒沢女子短期大学保育科造形講師などを勤める。子どもと造形のHP「造形ポッケ」も更新中。http://zoupoke.petit.cc/

    講座レポート「花器をつくろう」

    ―夏がやってきた!―

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    みごと楽焼き(らくやき)大成功!初お披露目(おひろめ)です

    去る、6月の日曜造形講座は小学校1・2・3年生を対象とした「花器をつくろう」を開催(かいさい)しました。
    「花器をつくろう」は子どものアトリエの夏の大人気講座です。今年もみんなの花器が無事に焼き上がるか、スタッフも子どもたちも、とてもどきどきしていました。なぜかというと、やきものはいったん窯(かま)に入れてしまうと手を加えることができません。思ったとおりの色や形になるか窯を開けるまでわからないので、できるだけ飾りがとれたり、割れたり、穴の開いた花瓶にならないよう、子どもたちはとても丁寧(ていねい)に、真剣に花器づくりに取り組んでいました。

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    見よ!この真剣な表情
    「土粘土」というやきもの用の粘土でかたちをつくりました。

    最初の回でかたちがつくり終わり、粘土が乾いたら、すぐに子どものアトリエにある大きな陶芸窯で素焼き(すやき)をしました。
    素焼きをすることによって、粘土が焼き固められ、水分を吸収するので絵付けがしやすくなります。黒っぽい色をしていた粘土が肌色になって、みんなちょっとびっくり。
    2回目はどういう色や模様(もよう)にしようか紙に色々描いて計画を立ててから、いよいよ下絵付けです! 黄色や緑など10色のやきもの用の絵の具を用意しましたが、焼き上がると色は少しかわります。なので子どもたちは、色見本を見て想像しながら色をつけていきます。最後にスタッフによって、ピカピカの透明になるくすり(釉薬ゆうやく)がかけられました。
    さあ、最後は800~900℃で(お家で使うオーブンは大体200℃)楽焼き(らくやき)をします。

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    じゃーん!焼けました、みごと大成功です!拍手がわき起こりました。 窯の神様ありがとう!みんなの花器は無事、割れることなく、今年もとてもいい色に仕上がりました。
    最終回は完成した花器にお花を生けます。子どものアトリエ流生け花は、ホッチキスやはさみも登場します。お母さんたちは少しびっくりしていたけれど、ながーい葉っぱを手で割いたり、折ったり、ホッチキスで止めたり・・みんな夢中になっていました。

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    葉っぱをジョキジョキ・・・!

    みんなのつくった色鮮やかな花器に元気なひまわりや、葉が生けられると、「今年も夏がやってくるなあ!」とわくわくして、スタッフ一同元気をもらえます。さあ!夏にむけて色々なことに挑戦しようね!

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    未来の華道家(かどうか)の誕生か!?
    *今回使った花材*ひまわり・ヒぺリカム(赤い実)・モンステラ・ニューサイラン(長い葉)