教師のためのワークショップアーカイブ

    夏のお花畑 ~教師のためのワークショップ~

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    先生が描いたユニークなお花でいっぱい!

    子どものアトリエにとって夏休みといえば、毎年恒例の先生のための研修シーズン。
    今年も幼稚園、保育施設の先生や、小学校の先生など、たくさんの先生が研修会に参加してくださいました。
    この研修では、基本的な素材であるえのぐ、粘土、紙を用いた造形教育の可能性を、先生も子どもと同じように手を動かし体験することをとおして学んでいただきます。
    今回ご報告する「教師のためのワークショップ」は、幼稚園、保育所の先生を対象に2日間の日程で開催されました。


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    描きごこちが良いえのぐの濃さはどれくらい?      3色のえのぐを混ぜたら、たくさんの色ができました。


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    新聞紙と紙コップで...けん玉のできあがり!           はさみのおさんぽ。手の動くままチョキチョキ。


    紙を素材とした活動では、「はさみのおさんぽワークショップ」と題して、手のおもむくまま自由なかたちを切りとってみました。
    その次に先生たちに出したお題は、「偶然できたかたちから、キャラクターをつくろう」というもの。
    キャラクターづくりは先生たちにはお手のもの。
    色紙やペンをつかって、たちまちユニークなキャラクターが生み出されました。
    せっかくなので、先生たちと描いたお花の絵を発表のステージに仕立て直して発表会も行いました。


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    発表された全キャラクターをご紹介しましょう!


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    2日間、朝から夕方まで研修内容満載のカリキュラムでしたが、
    先生たちの学ぶ熱気は衰えることはなく、時間はあっという間に過ぎてしまいました。
    えのぐ、粘土、紙、という基本的な素材の特徴をよく知り、
    先生たちの引き出しが多ければ多いほど、子どもたちの造形活動の可能性がより広がっていきます。
    新学期を迎え、先生たちがここで学ばれたことを日頃の活動に活かしてくださることでしょう。


    「教師のためのワークショップ」の詳細はこちら

    講座レポート 夏の研修会

    ― あれ、「大人のアトリエ」?―
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    7月後半は先生たちの研修会のシーズン。「子どものアトリエ」はしばし「大人のアトリエ」に変身します。今年も暑い中、たくさんの先生が子どもと同じ素材と関わる造形活動をしました。まずは、動きやすく汚れてもよい格好になったら、はだしでアトリエに全員集合。すでに先生たちはウキウキ、ワクワクの顔。「開放的な気持ちは新しい体験を受け入れるために大切な心のコンディション。」など、アトリエの指導員の解説を聞きながら2013年度の研修がスタートしました。研修の中では造形素材の“おさらい”ということで、いろいろな実験もしました。例えば、描きやすい「えのぐ」ってどのくらいの濃さなんだろう?とか、カラカラに乾いた土粘土はもとに戻せるのだろうか?など、日頃の疑問点を解決すべく、金づちで砕いて粉にしたり、水を加えて練りこんでみたり…。普段からよくなじんでいる素材でも、当たり前すぎて意識もしなかった面白さや不思議さがあることに、先生がたも改めて驚いた様子。


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    ついつい触りたくなる柔らかさってあるんですね!(土粘土をこねる小学校の先生)


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    絵の具がなめらかだと筆もスイスイ走ります。(幼児用ポスターカラーで試し描き。幼稚園の先生)



    また一方、美術には「造形」とか「工作」など、制作するときに使うキーワードがいくつかありますが、そのちがいはいったい何だろうか?と言葉の意味を考えるワークショップも行いました。例えば「造形」について考える事例として模様を描いたダンボールの板を用意して、いろいろな働きかけをしました。


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    はじめに丸い形になるように「集める」と、こんな感じになりました。

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    次に「並べる」と、こんな感じに変化しました。

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    さらに切れ目を入れて「組む」とこんな立体にもなります。

    素材に働きかける「行為」によってその見え方はガラリと変わります。そこには発見があり、それが面白ければ今度は「わざとそのようにする」という意志も生まれます。意志をもってやることは表現となります。つまり造形表現にはめんどうくさがらないで新たな発見を求めるチャレンジ精神が必要だといえるでしょう。ですから子どもたちには、“試行錯誤が苦にならない”「気持ちの体力」を小さい時から育てていって欲しいと思います。それは生きる上で必要な力に他なりません。
    さて、子どものアトリエは、これからも先生方が楽しみながら造形の仕組みを理解し、自ら子どもにあわせた指導にアレンジできるよう、いろいろなを提案していきたいと考えています。今回の研修が新学期、教室での子どもたちの自信がつく楽しい活動へとつながっていきますように!


    ※小学校の先生の研修会は横浜市小学校図画工作教育研究会の依頼により「夏季実技研」の≪美術館コース≫として実施。
    7/24(水)16(金)の両日で約80名のご参加がありました。
    ※子どものアトリエ主催の「教師のためのワークショップ2013夏期講座」は幼稚園、保育園の先生方を対象として、
    7/27(土)28(日)の両日で116名のご参加がありました。
    次回「教師のためのワークショップ春期講座」は、2014年3月22日(土)23日(日)に開催予定です。

    講座レポート「教師のためのワークショップ春期講座」

    ―子どものアトリエでお花見しました。―

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    今年は4月を待たず桜が満開となりましたが、子どものアトリエでも先日、紙の“お花見”を楽しみました。
    「えのぐ」のぬたくりでできた大きな紙を、50人の先生方がひたすら切ってひたすらつなぎました。紙の重なりが、むせ返るジャングルのようでもあり、満開の桜の下のようでもあり、先生方は、しばし見とれてうっとり気分。寝っころがって見上げたり、写真をとったり、研修のひととき思い思いにくつろいでいました。
    これはつい先日の3月23日と24日に開催した「教師のためのワークショップ春期講座」の光景です。

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      ひたすらテープ状に切り、ホチキスで長くつなぎました。

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         たくさんのテープの山に先生たちも大はしゃぎ。この笑顔が子どもたちにも伝わりますように!

    子どものアトリエでは春と夏に幼児教育、初等教育に関わっていらっしゃる先生方を対象に講習会を開いています。特に春の講座は子どもたちが楽しく造形の素材や道具、技術と出会い、自分ですることを楽しんで取り組めるよう心身の開放を目的とした活動を紹介しています。次回は夏講座、春の展開編として子どもたちが自分の仕方で表現できるよう導く活動をご紹介します。こうご期待!

    ※「教師のためのワークショップ夏期講座2013は7月27日(土)28日(日)を予定しています。
    詳細は、6月初旬にHPにアップします。

    教師のためのワークショップ・春期講座

    -素(す)にかえる-

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    3月24、25日の二日間、子どものアトリエでは幼稚園・保育園の先生を対象にした「教師のためのワークショップ・春期講座」を開催しました。
    子どもたちが素材とかかわる中から楽しい気持ちや達成感などいろいろな感情を体験し、自分でやってみることの醍醐味を知ってほしいと、この講座では身近な素材でできるいろいろな活動を紹介しました。えのぐや粘土、紙の素材と遊ぶうちに先生方も素になって造形を楽しんでいる様子がうかがえました。きっと子どもたちへも素敵なメッセージとなって伝わることでしょう。

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    子どものアトリエの今年度の講座は、このワークショップをもってすべて終了しました。
    参加してくださった皆さん、ありがとうございました。4月からも新たな気持ちで取り組んでいきますので引き続きよろしくお願いいたします。

    次回「教師のためのワークショップ・夏期講座」は7月28日(土)29日(日)の予定です。

    教師のためのワークショップ・夏期講座

    ー夏は先生たちでにぎわいます。ー

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    7月の下旬の時期、子どものアトリエでは先生を対象とした研修会を開きます。今年は7月23、24日の2日間に保育士さん、幼稚園の先生を対象とした「教師のためのワークショップ・夏期講座」を、27、29日の2日間に横浜市教育委員会の要請により小学校の先生を対象とした「夏季実技研」を実施しました。
    この研修会ではふだん「学校のためのプログラム」で子どもたちと行っているワークショップを先生方と実践してみてその活動の目的や意味を伝え、子どもたちの主体性を育む活動として提案しています。絵を描かない”えのぐの体験”や、つくらない”粘土の体験”は、やがてひとりひとりが自由に描いたりつくったりできるようになる源となります。先生たちも子どもにもどって造形を楽しんでいました。参加した先生の中には「新学期になったら、ぜひ子どもたちとやってみたいね」と同僚の先生と相談している様子も見られました。きっと先生がたのアイディアで、その学校・園ならではの楽しい授業になることでしょう。

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    今回参加して下さった若い先生の中に、子どもの頃にアトリエの講座に参加した経験のある人が二人いて、声をかけてくれました。保育士さんと小学校の先生になった二人は「家にまだあの時の作品を飾っているんですよ。」と話してくれました。それぞれに担任を持つ彼女たちは、受け持ちの子どもたちの話を一生懸命してくれました。とても嬉しい再会でした。

    教師のためのワークショップ・春期講座







    先生たちも学んでいます。

    教師のためのワークショップ2011春期講座

    3月26日、27日の週末の二日間、幼稚園や保育園の先生を対象とした「教師のためのワークショップ・春期講座」を開催しました。この講座は、描いたりつくったりすることが子どもたちの成長のためにとても良い活動になるということを、先生たちも"描いたりつくったりしながら体験する"というもので、粘土やえのぐ、紙といった素材を使って、子どもたちがやってみたくなるような活動例を素材別に実践しました。また活動の目的や展開のしかたなども研修し、先生がたは新学期に向けて是非やってみようと意気込みを見せていました。震災の影響で開催が危ぶまれましたが、たくさんの先生にご参加いただき、久しぶりにアトリエに声が響き、熱気のある2日間でした。

    教師のためのワークショップ講座の様子1 教師のためのワークショップ講座の様子2
    教師のためのワークショップ講座の様子3 教師のためのワークショップ講座の様子4 教師のためのワークショップ講座の様子5

    ※教師のためのワークショップ夏期講座は7/23(土)24(日)に開催予定です。