いつもの風景が...

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子どものアトリエの床という床を埋めつくす、無数のグレーの物体!
一体これ、なんだと思いますか?

...実は全部、土粘土を薄くスライスしたものなんです。
この粘土は、いま開催中の展覧会「ヨコハマトリエンナーレ2014」に出品中のグレゴール・シュナイダー氏の作品、《ジャーマン・アンクスト》の一部に使われています。
どのように作品に使われているかは...見てのおたのしみです。
粘土の総重量、なんと1.5トン!

これだけの粘土の作業をするには子どものアトリエのスペースしかない!ということで、
様々なセクションから参戦した美術館スタッフと市民ボランティアさん、のべ約30人のメンバーが一緒に作業にあたりました。

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粘土は親子のフリーゾーンや学校のためのプログラムでいつも扱いなれているから任せて!...と言いたいところですが、何しろ量が量ですから。大変な作業でした。

1日目
とにかく粘土を薄くスライス。重たい粘土をせっせと運んではひたすら切り続けました。
そして子どものアトリエ中に新聞紙を広げ、その上で乾燥させました。

2日目
カチンコチンに乾いた粘土を今度は小石くらいの大きさになるまで砕きました。

これだけの粘土を床いっぱいに広げることはまず後にも先にもないことでしょう。
いつもの子どものアトリエの風景が全然違って見えますね。


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ほどよく砕かれた粘土は20kgくらいずつ袋詰めにされて、人の手で作品の設置場所に運び込まれました。その量、なんと150袋!
そしてオープニングの日に行ってみると、その大量の粘土がシュナイダー氏の作品に生まれ変わっていたのです。
一体どのような作品になったのか、実際の作品をぜひ見てみてくださいね!


ヨコハマトリエンナーレ2014
華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある
2014年8月1日(金)~11月3日(月・祝)
公式ウェブサイトはこちら>>