子どものアトリエミニギャラリー

―カサカサッと音が聞こえてきそう・・・ 「葉っぱのアート展」開催中―

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葉っぱでつくったこの動物、何に見えますか?サイかな?イノシシかな?目や鼻の部分は木の実でつくってありますよ。では、これは?
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立派な鶏冠(とさか)の雄鶏(おんどり)ですね。
細い葉っぱ、丸い葉っぱ、それぞれの特ちょうをうまく生かしてつくってあります。ちなみに最初この鶏冠は紅葉の真っ赤な色だったそうです。 色の変化も自然なうつろいですね。さて、これらの作品は、子どものアトリエの中にあるミニギャラリーで現在展示中の 「葉っぱのアート」展の一部です。 作者は栗林孝之(くりばやし たかゆき)さん 。栗林さんは、グラフィックデザインを手がけるベテランのデザイナーさんです。
栗林さんは、毎朝愛犬との散歩中に出合った自然の様子を写真にとったり、拾ってきた公園の落ち葉や小枝、木の実などをつかっていろいろな”生きもの”を制作していらっしゃいます。 今回、 たくさんの子どもたちに自然の素材でできた “生きものたち”を見てほしいと快く作品を貸してくださいました。先日その展示の様子を見学に来館され、お話をうかがいました。栗林さん、 ニックネームは“葉っぱのおじさん” だそうです。
2013kuribayaisi-3_edited-1.jpg クワガタのポーズの栗林さん。
アトリエ:栗林さんの作品をケースの中に展示する時、「まわりに葉っぱを敷いたらおもしろい」ということになり、外に枯葉を集めに行ったのですが、枯葉を見たら虫に見えてきたんですよ。
栗林さん:ハハハ。そうですか。
アトリエ:栗林さんの葉っぱの虫を見て出かけたからでしょうね。子どもたちもこれらの作品を見たら影響を受けるかもしれませんね。
栗林さん:そうなったら嬉しいですね。
アトリエ:何かおもしろい色や形の葉っぱを見つけたときに、「あっ、これをつないだらナントカに見える」なんて。
栗林さん:それは、いいですねぇ。僕の虫たちがそんなヒントになったらいいですね。
アトリエ:”まねっこ”ではなくて”ヒント”ですね。
栗林さん:そうです。いいなと思ったらどんどんヒントにすればいい。アイディアはいろいろな経験がもとになってふくらんでいきますからね。どんどん刺激を受けて自分のアイディアにしてほしいですね。
と語る栗林さんはまた、子どもたちに自然の美しさや、生命の不思議、神秘的なことへの感心や感動する心を大切に育て伝えていきたいと日本各地の小中学校の空き教室などで、展覧会や子どもたちやお年寄りを対象とした環境ワークショップを開催されています。
栗林さんの「葉っぱのアート展」、詳しくはこちらをどうぞ⇒http://www.yaf.or.jp/yma/children/100/

※グラフィックデザイン=写真、図版などを用いて視覚に訴えるデザイン、またその印刷物のこと。