8月の子どものアトリエ

―人と人との交流の場です―

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●親子のフリーゾーン、粘土コーナー。市民ボランティアさんと一緒に大学生、高校生が子どもたちに声をかけます。

8月の講座の子どもたちの様子は以前の子アト通信でお伝えしましたね。今回はプログラムを運営する側のレポートをします。
この夏休み期間中、たくさんの学校の先生や学生さんたちに「職場体験」として子どものアトリエをサポートしていただきました。先生と一口にいっても小学校、中学校、高校の先生、養護学校の先生もいらっしゃいます。また担当の教科も、「社会科」「理科」などさまざま。一緒に子どもたちへの対応を行う中で話がはずみ、お互い枠を超えて教育の原点を確認し合う貴重な時間となりました。
また、社会人である先生や市民ボランティアさんの中にまじって大学生、高校生のみなさんも学生スタッフとして頑張りました。
下の写真はある一日の様子です。この日は朝10:00から始まる「親子のフリーゾーン」の準備からスタートしました。

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●こちらはえのぐをチェック中。ボランティアさんと一緒に。        ●準備が整ったところで、スタッフ全員でミーティング。

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●開場後、またたく間に込み合ってきました。                 ●外は炎天下。

大勢の来館者の中、学生スタッフは、子どものアトリエスタッフや市民ボランティアのみなさんに仕事を教わりながら、一生懸命に取り組みました。最初は緊張でこわばっていた表情も慣れてくるにつれ笑顔で対応ができるようになりました。

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●土粘土は土練機で練って柔らかくして出します。             ●子どもたちとの交流も・・・

さて、親子のフリーゾーンの片づけが終わったあとは午後の講座の準備や補助があります。この日の講座は小学校1.2.3年生が集まる「スチロールアート」。子どもたちの自主性に任せるのが子どものアトリエの方針ですが、子どもたちを見守りながら困った時に必要な手助けするのがまわりの大人の役割。最後の出来上がりをまるで自分のことのように喜んでいた学生スタッフの笑顔が印象的でした。

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●子どもたちが困ったときに助けられるよう、やり方を把握します。   ●見守るのも重要なサポート。

8月の子どものアトリエは、「子ども」「教育」「社会」というキーワードを軸として世代の交流が生まれる場となりました。
子どもたちのために暑い中、汗を流してくださった、市民ボランティアの皆さん、職場体験の先生方、大学生、高校生のみなさん、本当にありがとうございました。

以下、学生さんの感想です。
三日間のインターンシップを体験し、色々なことを学ぶことができました。
材料、用具の準備から始まり、フリーゾーンの補助、スチロールアートの補助、後片付けと、子どもたちがいつも楽しく気持ちよく過ごせるようスタッフ全員でこの場をつくりあげているのだなあと感じました。また、子どもたちと関わる作業はとても新鮮で、大人が思ってもみないことをしてみたり、危ないことも平気でしてしまうので、色々な事象に“気づくことができる人”にならなければならないと思いました。一方自分では、子どもたちならではの感性に刺激され、気が付いたら今までにない発想やアイデアで自ら行動するようになっていたことが成長できた部分かなと思いました。
十人十色の子どもたちに対応できる考え方、サポートはどんな社会でも通用する“気配り”であるように感じます。今後この体験を生かし色々なことにチャレンジし、発見し、気を配ることができる人になりたいです。
(城西国際大学 メディア情報学科専攻3年)