活動報告:横浜 美の職人「再発見!表具の魅力」

書画の魅力を最大限に引き出し、鑑賞・保存のために紙や布を使って掛け軸や屏風、巻物、襖などに仕立てられたもの、仕立てることを表具といいます。今回の“横浜 美の職人”は、その表具をテーマに午前と午後の2部構成で開催しました。
午前中は、当館の日本画担当学芸員による表具に関するレクチャーと掛け軸の基本的な取り扱い方をご体験いただきました。

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▲皆さん少々緊張ぎみでしたが、とても上手に掛け軸を扱われていました。

午後は、表具師の木村康夫さんをお招きして、掛け軸の制作工程の一部をデモンストレーションしていただきました。木村さんは100年以上続く表具師の家に生まれ数多くのお仕事を手掛けられてきました。平成10年度には、横浜市から優れた技能職者に与えられる「横浜マイスター」の称号を授与されたほどの方なのです。

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木村さんの見事な仕事ぶりを参加者の皆さんは食い入るようにご覧になっていました。デモンストレーション後には、様々なお仕事に関する興味深いお話もしていただき、タイトル通り表具の魅力を再認識できたワークショップとなりました。
熟達した職人さんの仕事って、なんであんなにも美しく魅力的なんでしょうね。
皆さんも今度、美術館で日本画作品をご鑑賞いただくときは、作品だけでなく表具にも是非注目してみてくださいね。

(講座実施 2012.1/22)