活動報告:横浜みどりアップ・ワークショップ「やさしい積み木づくり」

木のおもちゃデザイナーの寺内建さんを講師に迎え、5月と9月に横浜みどりアップ・ワークショップ「やさしい積み木づくり〜森からのプレゼント」A、Bコースを開催しました。材料には、環境活動支援センターで公園管理上、平成23年の2月に伐採された、クス、スダジイ、ミズキと横浜市内公園でやはり管理上伐採されたケヤキの4種類の木を使用しての積み木づくりです。

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▲冬の間に伐採された公園の木を製材する様子


5月のAコースに使用した材料は、事前に大きな製材のあと、小さく製材をし、少しだけ電子レンジによる乾燥を試みました。電子レンジの加減が強すぎると、木の本来の良さが消えてしまうし、弱すぎると乾燥不十分なので、何度もテストをしてベストの状態に調整しました。
9月のBコースに使用した材料は、自然乾燥のものを使用しました。最終的にはどちらも同じような仕上がりでしたが、木工材として育てられた木ではない、公園で伐採された木材から木工に適した部分を選ぶのが大変な作業でした。
参加者は、このようにしてあらかじめ用意した立方体や直方体、三角柱等の形をした材料を丁寧に磨いて自分の感触になじむ積み木に仕上げていきました。

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▲仕上げの指導をする講師の寺内さん

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▲希望者は焼きペンで名前や模様等を入れました ▲蜜蝋、木蝋等の特製の仕上げ材を塗る


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講師の寺内建さんは、お父さんの代から子どもの五感をそだてる、木のおもちゃを手掛けています。現在は、次世代のために地元の自然環境も考えて丹沢の檜(ヒノキ)を使用して赤ちゃんにもやさしい積み木もつくっています。
今回は、講師の寺内さんもはじめての横浜の公園の木という事で、どのような積み木ができるのか色々と試作を試みましたが、参加者の方達は、4種類の木の質感等を感じながら、プロの仕上げの段取り、仕上げの道具、テクニックの指導を受け、だんだん積み木の肌触りが良くなる制作に大満足でした。

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▲横浜みどりアップ計画と木材の利用について説明

各コースのはじめには、今回の木材を提供いただいた環境活動支援センター(横浜市環境創造局)の皆さんによる緑地帯の保全や管理、環境の大切さについての話をしていただき、横浜市の自然環境への取り組みを理解しながらの貴重な横浜材による積み木づくりでした。

(ワークショップ実施 Aコース 2011.5/1、Bコース 2011.9/4)