活動報告:横浜みどりアップ・ワークショップ 「色の散歩 5月コース」

染織家・清水繭子さんによる五感で横浜の森を感じる二日間のみどりアップ・ワークショップ「色の散歩〜森の恵みの標本箱づくり」を行いました。
一日目は、保土ヶ谷区にある環境活動支援センター・横浜市児童遊園地を散策。日頃からみどりアップ計画の推進や森の管理・調査をしている横浜市環境創造局の職員の方に、植物の種類や特徴、森を育むための日々の活動などをガイドしていただきながら園内を一周しました。また散策の途中には、樹木に触れたり鳥や虫の声を聞いたりしながら、標本箱の素材を集めるために、落ちている木の実や枝を拾いました。

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二日目は美術館での作業。午前中は、環境活動支援センター周辺の森を整備するために剪定した枝葉や間伐材の「ミズキ」「コウヨウザン」「ブドウ」「ケヤキ」をいただいて布と和紙を染めました。

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グループごとに一種類ずつ担当して、枝や葉を煮出してつくった染液で染めていきます。紅茶色の温かい染液から立ち上がる独特の香りを感じながら液の中で布をおよがせ、次に染料を定着させるための媒染液(今回は灰汁と鉄の二種類)に浸すと淡いピンクや黄色、グレー、それぞれの植物の持つ個性的な色に染まりました。

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素材がそろった午後はいよいよ標本箱づくり。前日の森の散策を振り返りながら、記録したメモを頼りに箱に書き込みをしたり、午前中に染めた布や和紙、森で拾った枝や葉を組み合わせたりして、それぞれがワークショップで感じたことを箱に表現してみました。

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自然が四季折々に様々な表情をみせるのと同じく、草木の内側でも季節や気候によって蓄えている色が変化していくそうです。新緑の爽やかな季節の「横浜の森」、その恵みでつくったオリジナル標本箱ができあがりました。

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「色の散歩」は、11月にも開催します。秋の森ではどんな出会いがあるか楽しみです。

(ワークショップ実施 2011.5/21,22)