イサム・ノグチ《三位一体(さんみいったい)》のひみつ

夏休み子どもフェスタは今年で4回目となりました。会場では子どものアトリエのスタッフの他に大学生や社会人からなる鑑賞サポーター、中学校の美術の先生が結成したアートティーチャーズサポーターが一緒になって子どもの鑑賞のお手伝いをしています。
今回は鑑賞サポーターの皆さんのやり取りの一部をご紹介しましょう。

三位一体に挑戦

これはイサム・ノグチの《三位一体》という作品。
作品のまわりをぐるぐる回りながら観察すると、3つの形が組み合わさって立っているのが分かります。

サポーター

「模型でバラバラにすると3人家族にみえるね。」

子ども

「ほんとだ!真ん中がお母さんだね」

サポーター

「どうして?」

子ども

「おっぱいがあるもんね。」

三位一体の模型

サポーター

「ほんとだ!じゃ、こっちがお父さんで、これが・・」

子ども

「子どもだよ。」

サポーター

「なるほど。じゃ、どうやって組み立てる?」

子ども

「うーん。あっ!三つを一気に組みあわせないと立たないよ。」

サポーター

「面白いね!すごい秘密に気がついたね。」

三位一体に挑戦2

サポーターは難しい作品解説をするのではなく、こんな楽しい会話の中で子どもの「もっと見たい」「もっと知りたい」という興味を引き出していきます。
いよいよ夏休み子どもフェスタも残り1日となりました。
興味のあるお友だちはぜひ遊びにきてね!
※三位一体=三つの要素が互いに結びついていて、本質的には一つであること。また三者が協力して一体になることを意味します。