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中高生プログラム前半では、「現代美術ってどんなもの?」ということで、ヨコトリの作品を見たり、出品アーティストの方々に会ってお話を聞いたりしながら、たくさんのことを吸収してきました。(レポート(1)参照)

後半では、前半で学んだり、感じたり、考えたりしたことをフル活用し、小学4~6年生とヨコトリを楽しむための展示室ツアー&ワークショップ「こども探検隊」の内容を考えていきました。

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横浜美術館では毎年、中高生を対象とする長期プログラム「中高生プログラム」を行っているのをご存じでしょうか?2014年に始まり、今年度で4回目の開催となります。今回はヨコハマトリエンナーレ2017の関連事業として、「ヨコトリ2017を体験しよう!伝えよう!」と題し、6月から9月まで約3か月、全8回のプログラムを実施しました。

2017kinokuruma3_5.jpg夏休みも終わり、子どもたちも学校や幼稚園が始まりました。

子どものアトリエでは、毎年夏休み期間中、年長さんから小学校高学年の子どもたちを対象に「夏休み講座」を開催しています。

今回ご紹介するのは、年長の子どもたちを対象とした「木で車をつくろう」の講座です。

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さる6月10日子どものアトリエでは、NHK『からだであそぼ』の出演など、さまざまな分野で活躍するダンサー・振付家の森山開次さんを講師に迎え、小学校1年生~4年生のお友だちを対象にダンスのワークショップを開催しました。絵を描くように踊ってみたり、踊りながら絵を描いてみよう!というこのワークショップは、森山さんの一枚のエスキース(下絵)から始まりました。

横浜美術館では、外国人や障害がい者など様々なご案内へのきめ細やかな応対を行う目的で、2016年度からビジターサービスボランティアの活動をスタートし、これまでのボランティア活動の成果として、最寄駅からのバリアフリーマップを作成しました。
マップ作成にあたっては、調査にによって分かった様々な問題をひとつずつ整理し、ボランティアの皆さんの相互連携で、2017年4月に完成しました。
すでに美術館で配布していますが、多くの方のご利用を願って、横浜美術館ウェブサイトに掲載することにしました。

最寄駅からのバリアフリーマップはこちら

以下はビジターサービスボランティアからのご案内です!

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5月5日の「こどもの日」、子どものアトリエでは横浜美術館で開催中の「ファッションとアート 麗しき東西交流」展にちなみ、小学生親子を対象としたワークショップ「いとじゅんさんとファッションショー!」を開催しました。服をつくるアーティスト「いとじゅん」さんこと伊東純子さんを講師に迎え、会場の美術館グランドギャラリーで親子20組44人が衣裳づくりに挑戦し、最後にファッションショーでお披露目をしました。

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中高生が書いた戯曲を俳優が演じるスペシャル企画「演劇で美術鑑賞『彫刻との対話から生まれた物語』」を3月29日に開催しました。

 本企画のそもそもの始まりは、2016年夏に開催した当館の中高生プログラム。約5か月にわたるプログラムのなかのひとつとして、演出家の市原幹也さんを講師に迎え、「作品と自分とのおしゃべりを戯曲に書く」というワークショップを行いました。

展示室であらためて高さ3mもある《三島由紀夫》の写真を観察して気が付いたことがあります。背景と人物のパースペクティヴ(遠近法)がずれているようなのです。黒い大木は、画面下端では写真の幅の半分ほどを占めているのに、上端は三島の肩幅くらいに窄まっているのです。高さにしてせいぜい1.5mか、2mに満たない範囲内で、ここまで円錐状に細くなる幹というのはちょっと不自然ではないでしょうか。これはカメラを少し上向きにして撮影した結果、樹木の輪郭にパースがかかったためではないかと思います。それに対して人物は胸のあたりにレンズの中心を合わせて撮影している。つまり、背景はあらかじめ人物抜きで撮影されたと考えられます。

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左:《三島由紀夫》1968年/右:《三島由紀夫》1969年、展示風景