季節のご挨拶

新年おめでとうございます。

昨年の「ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス」では、お蔭様で多くの方々に支えられ、好評を博すことができました。改めて御礼申し上げます。

今年の横浜美術館では、フォト・ヨコハマ、CP+の会期に合わせ、3月上旬まで、充実した写真の展覧会をお楽しみいただけます。「石内 都 肌理と写真」展とともに当館が誇るコレクション展「全部みせます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真」、石内都の初期代表作「絶唱、横須賀ストーリー」もどうぞお見逃し無いように。
子どものアトリエ、市民のアトリエでは、病院や高齢者施設へのアウトリーチも含め、多様な造形支援活動を継続します。学校の先生や中・高校生、市民ボランティアとの連携による、横浜美術館ならではの鑑賞教育の充実も推進いたします。11万点を誇る美術図書・資料を備えた美術情報センターは、横浜美術館の貴重な学びの場です。柔軟で豊かな美術の醍醐味を、ひとりひとりに届けることができるよう、横浜美術館一同、今年も工夫を凝らし邁進いたします。

最後に皆様に二つのプログラムをご案内いたします。
一つはヨコハマトリエンナーレ2017に参加したオラファー・エリアソンの「Green Light」プロジェクトについてです。
横浜美術館のギャラリー内では、トリエンナーレ会期中、多くの参加者やサポーターによりGreen Light が制作されました。限定65個のGreen Lightは2月末まで販売中。その売り上げは、国内の難民支援団体に寄付されますので、横浜トリエンナーレのウェブサイトをご参照の上、是非ご協力いただきたいと思います。
また、横浜美術館コレクションの保存、修復、展示を支援する2018年度のコレクション・フレンズもメンバーを募集中です。皆様の日々の生活と美術を結びつける支援の輪が、着実に広がってゆくことを願っております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2018年1月
横浜美術館 館長 逢坂恵美子

OSAKA Eriko, Director

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